4月5日にフランス・パリで開催予定だったパリマラソンが、10月18日に延期されることとなった。主催の『Amaury Sports Organization(ASO)』が公式発表している。
フランス『L'EQUIPE』、『Eurosport』などが伝えたところによると、フランス国内においても新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことから、4月開催の同大会について、秋まで開催を見送る形となったようだ。
パリマラソンは世界約150カ国から6万5000人が参加予定となっていた。過去にはオリンピックの男子陸上10000メートルでアテネ大会、北京大会連覇、フルマラソンでは歴代記録2位(2時間1分41秒)のケネニサ・ベケレ(エチオピア)が2014年に制するなど、トップランナーが集うことでも知られていた。
3月1日に予定されていたパリハーフマラソン大会は9月6日に延期されていたが、同地でのフルマラソン大会も半年遅れで開催される運びとなった。
また、世界中で新型コロナウイルスのまん延が問題になっているが、秋には収束しているのかという点でも、今後の動向が注目されるところだ。