ヨルダンのアンマンで開催されているTokyo 2020(東京五輪)ボクシング競技アジア・オセアニア予選は、現地時間3月10日に、大会8日目を迎えた。前日に東京五輪への出場権を手にした女子フェザー級の入江聖奈、女子フライ級の並木月海は、それぞれ決勝進出を果たした。
女子フェザー級(54-57Kg)の入江聖奈は、韓国の選手と対戦。5-0の判定勝ちで決勝進出を決めた。決勝では、2018年の『AIBA(国際ボクシング協会)世界選手権』で同階級を制覇した台湾の林郁婷と対戦する。
女子フライ級(48-51Kg)の並木月海は、台湾の黃筱雯と対戦した。黃筱雯は、2019年の『AIBA世界選手権』同階級のチャンピオンだが、試合中に棄権。大きな身長差を覆し、並木の決勝進出が決まった。翌11日の決勝では、『2018年アジア競技大会』で優勝した中国のチャン・ヤンと対戦する。
また、翌11日は男子ウェルター級(63-69Kg)の岡澤セオンも、東京五輪の出場権を懸けた5位決定戦に挑む。これら3試合の様子は、オリンピックチャンネルの公式サイトから、ライブストリーミング配信で見ることができる(リンク)。