プロ野球は8月28日、セントラル・リーグ3試合、パシフィック・リーグ3試合の計6試合が行われた。セントラル・リーグでは、広島東洋カープが阪神タイガースとの打撃戦を制した。パシフィック・リーグでは千葉ロッテマリーンズが東北楽天ゴールデンイーグルスに快勝。ここでは28日の試合を振り返る。
横浜DeNAベイスターズは2点を追う5回、宮﨑敏郎の11号ソロで1点差に迫ると、7回には佐野恵太の9号ソロで同点に追いつき、引き分けに持ち込んだ。東京ヤクルトスワローズは村上宗隆の31号2ランで先制するも、追加点を挙げることができなかった。
中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの一戦は、1-1の引き分けとなった。中日は2回、ビシエドの16号ソロで先制。しかし6回、大城卓三のタイムリーで巨人が追いつき、その後は両軍投手陣が踏ん張り無得点に終わった。
広島東洋カープは鈴木誠也の18号ソロ、菊池涼介の10号ソロ、林晃汰の6号2ランが飛び出し、阪神タイガースに打ち勝った。阪神は広島を上回る12安打を放つも、6得点とあと一歩及ばなかった。
埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズの一戦は、両軍合わせて26安打16得点の打撃戦の末、引き分けに終わった。日本ハムは王柏融、髙濱祐仁に、西武は源田壮亮、外崎修汰に一発が飛び出し、互いに8得点を挙げた。
千葉ロッテマリーンズは投打が噛み合い、東北楽天ゴールデンイーグルスに快勝。投げては先発の佐々木朗希が、5回3安打無失点・5奪三振の好投で2勝目。打っては荻野貴司の先頭打者本塁打など、12安打5得点を挙げた。
オリックス・バファローズは1点を追う9回、代打・ジョーンズのタイムリーで同点に追いつき、土壇場で試合を引き分けに持ち込んだ。先発の宮城大弥は6回1失点で勝ち負けつかず。福岡ソフトバンクホークスは、4番手の板東湧梧が同点打を許してしまった。
8月28日の試合結果
ヤクルト2-2DeNA
中日1-1巨人
広島7-6阪神
西武8-8日本ハム
楽天1-5ロッテ
オリックス2-2ソフトバンク