新型コロナウイルス感染症(COVID-19)陽性と診断されたため療養・調整していた東京ヤクルトスワローズの小川泰弘が8月27日、1軍に合流した。中日ドラゴンズは育成選手の石岡諒太と支配下選手契約を結んだ。
小川は7月7日に行ったPCR検査の結果、陽性判定を受け、出場選手登録を抹消された。療養を経て、8月8日にはエキシビションマッチに登板し実戦に復帰。24日にはイースタン・リーグの埼玉西武ライオンズ戦に先発し、6回3安打1失点と好投していた。この日1軍に合流し、29日の読売ジャイアンツ戦で先発する見込みとなっている。
石岡は神戸国際大付からJR東日本を経て、2015年ドラフト6位でプロ入りした左打の内野手。2019年に腰の手術を行い、2020年からは育成選手契約となっていた。今季は2軍で70試合に出場し、打率.318、5本塁打、29打点、8盗塁と好成績を残し、支配下選手に復帰を果たした。新しい背番号は「00」に決まった。