12月14日、中国の張家口・太舞でフリースタイルスキーワールドカップ(W杯)モーグル第2戦が行われ、男子は2017年世界選手権王者で平昌五輪代表の堀島行真が今季初優勝を飾り、通算5勝目を挙げた。女子では15歳の中学生、川村あんりの5位が日本勢最高順位だった。
2017年の世界選手権では史上初となるモーグル、デュアルモーグルの2冠を達成している堀島行真は、今季W杯第1戦ではミカエル・キングズベリー(カナダ)に次ぐ2位だったものの、今大会ではそのキングズベリーを抑えて優勝し、今シーズン初勝利を挙げた。そのほかの日本人選手では杉本幸祐が77.14点で9位、藤木豪心は22位だった。
女子では、ワールドカップデビュー戦となった今季開幕戦で銀メダル獲得の15歳・川村あんりが59.43点で5位。伊原遥香が川村に次ぐ6位となった。
ほか、決勝1回目敗退の星野純子は9位、住吉輝紗良は12位、冨高日向子は14位だった。優勝したのはフランスのペリーヌ・ラフォンで開幕戦からの連勝を飾った。
W杯モーグル第2戦結果
男子
- 堀島行真(日本):86.89点
- ミカエル・キングズベリー(カナダ):86.29点
- ベンジャミン・キャベット(フランス):83.28点
- マット・グラハム(オーストラリア):83.19点
- ブローディー・サマーズ(オーストラリア):82.38点
- ドミトリー・レイヘルド(カザフスタン):80.77点
女子
- ペリーヌ・ラフォン(フランス):81.37点
- ユリア・ガリシェワ(カザフスタン):79.77点
- ジュスティーヌ・デュフール=ラポワント(カナダ):74.29点
- ジャカラ・アンソニー(オーストラリア):72.11点
- 川村あんり(日本):59.43点
- 井原遥香(日本):10.27点