FIE(国際フェンシング連盟)主催の国際大会であるワールドカップ(W杯、男女サーブル)が現地時間3月7日、それぞれ2日目に入った。ギリシャ・アテネの女子サーブルW杯で江村美咲が銅メダルを獲得。ルクセンブルクの男子サーブルW杯では日本勢はすべて敗退となった。
■女子個人サーブルW杯アテネ(ギリシャ)結果
江村美咲は、1回戦(64人)でハンガリー選手を15-10で下すと、2回戦ではリオデジャネイロ五輪銀メダルのソフィア・ベリカヤ(ロシア)に15-11で金星を奪い、3回戦ではポーランド選手も15-3で撃破し、ベスト4入り。準決勝でアメリカのマリエル・ザグニスに敗れ、銅メダルとなった。江村のメダル獲得は2018年W杯アメリカ大会の銀メダル以来2個目。決勝トーナメントには江村以外に2選手出場したが、青木は2回戦敗退、小林は1回戦敗退だった。8日は団体戦となる。
日本からのエントリー(左はFIEランキング、右はFIEポイント)
24.江村美咲(中央大学)65.250
29.田村紀佳(旭興業株式会社)57.500
35.福島 史帆実(株式会社セプテーニ・ホールディングス)46.000
40.青木千佳(NEXUS)42.000
151.小林かなえ(東京女子体育大学)7.750
185.高嶋理紗(法政大学)5.000
190.浦野夏菜(警視庁)4.500
217.木村毬乃(株式会社なとり)2.750
238.佐々木陽菜(全日本空輸株式会社)1.250
267.櫛橋茉由(京都クラブ)0.750
268.脇田樹魅(日本女子体育大学)0.750
296.田﨑 里花子(東京女子体育大学)0.250
■男子個人サーブルW杯ルクセンブルク予選結果
予選プールを勝ち上がった島村智博が2回戦敗退、ストリーツ海飛、星野剣斗、徳南堅太が1回戦(64人)で敗退し、日本勢はすべて敗れた。女子同様、8日は団体戦となる。
日本からのエントリー(左はFIEランキング、右はFIEポイント)
44.吉田健人(警視庁)34.000
51.ストリーツ海飛(鹿児島クラブ)30.500
60.島村智博(警視庁)25.750
73.徳南堅太(デロイトトーマツコンサルティング)20.500
102.星野剣斗(法政大学)13.250
286.宮山 亮(千葉クラブ)1.000
300.若月航矢(日本体育大学)0.750
303.森 翔一(北海道クラブ)0.750
500.小山桂史(早稲田大学)0.000