【バドミントン】WTファイナルズ第1日:奧原希望、世界1位タイ・ツーインに白星スタート

1 執筆者 渡辺文重
難敵相手に白星発進の奧原希望(写真は7月のダイハツ・ヨネックス ジャパンオープン)

BWF(世界バドミントン連盟)ワールドツアー(WT)の年内最終戦、WTファイナルズ2019が12月11日、中国・広州で開幕した。大会初日は各種目のグループリーグ第1戦が行われ、桃田賢斗(NTT東日本)ら日本勢は、日本人対決となった男子ダブルスを除き、そろって勝利を収めた。

WTファイナルズは、WTの成績上位者および世界選手権優勝者に出場権が与えられる大会で、日本からは男女シングルスに3人、ダブルス3種目に4組が出場している。

男子シングルスには、男子シングルス世界ランキング1位の桃田が出場。同19位のワン・ツーウェイ(王子維/台湾)を21-10、21-9で下した。

女子シングルスには、女子シングルス世界ランク3位の奧原希望(日本ユニシス)と同4位の山口茜(再春館製薬所)が出場。奥原は同1位のタイ・ツーイン(戴資穎/台湾)に第1ゲームを15-21で落とすも、その後は21-18、21-19で連取。ゲームカウント2-1で勝利を収めた。山口も、同6位のシンドゥ・ヴェンカタ・プサルラ(インド)に2-1で逆転白星を挙げている。

男子ダブルスでは、男子ダブルス世界ランク6位の遠藤大由・渡辺勇大(ともに日本ユニシス)組と同4位の嘉村健士・園田啓悟(ともにトナミ運輸)組が対戦。日本人対決は2-0で、遠藤・渡辺組に軍配が上がった。

女子ダブルスでは、女子ダブルス世界ランク2位の福島由紀・廣田彩花(ともにアメリカンベイプ岐阜)組が、同8位のグレシア・ポリー&アプリヤニ・ラハユ(インドネシア)組に2ー1で勝利。同3位の永原和可那・松本麻佑(ともに北都銀行)組も、同9位のジョンコルファン・キティタラクル&ラウィンダ・プラジョンジャイ(タイ)を2-1で退けた。

混合ダブルスには、混合ダブルス世界ランク3位の渡辺・東野有紗(日本ユニシス)が登場。同1位の中国ペア、ジェン・シーウェイ(鄭思維)・ファン・ヤチョン(黄雅瓊)を2-0で下した。

12日はグループリーグ第2戦が行われる。

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