【バドミントン】マカオOP6日目|奈良岡功大を破ったタイのシティケートが優勝。カナダのミシェル・リーが2連覇

1 執筆者 鈴木花
男子シングルスでは、準々決勝で奈良岡功大を破ったタイのタンマシン・シティケートが優勝した(写真はマレーシア・オープン)

中国のマカオで行われているBWFマカオ・オープンは、現地時間の11月3日に6日目を迎えた。最終日となるこの日は、各種目で決勝戦が行われた。

女子シングルス準決勝で仁平菜月 (トナミ運輸)を破った中国のハン・ユエは、カナダのミシェル・リーと対戦。世界ランク15位のハンと同ランク8位のリーの対戦は、後者に軍配が上がった。2-0(21-18、21-8)のストレート勝ちで、ミシェル・リーが2連覇を達成した。ハン・ユエ、ミシェル・リーの両選手は、奥原希望や山口茜らが参加する11月5日に開催する福州中国オープンに出場する。

男子シングルスの優勝は、準々決勝で奈良岡功大(県立浪岡高等学校3年)を破ったタイのタンマシン・シティケート。世界ランク22位ながら、決勝で対戦した世界ランク6位で中国のシー・ユーチを2-1(12-21、21-14、21-7)で破った。タイのシティケート、中国のシーの両選手ともに、桃田賢斗らが参加する福州中国オープンに出場する。

男子ダブルス決勝は、リー・ジュンホゥイ擁する世界ランク3位のペアと世界ランク35位のファン・カイシャン擁する世界ランク35位のペアの中国勢対決となった。リー・ジュンホゥイ擁するペアが2-1(21-8、18-21、22-20)で辛勝した。この両ペアともに、自国開催の福州中国オープンに参加する。同大会には、日本勢からは“ホキコバ” 保木卓朗/小林優吾ペアや“ソノカム” 園田啓悟/嘉村健士ペアらが出場する。

女子ダブルス決勝では、世界ランク9位のドゥ・ユエ擁する中国ペアと同ランキング9位のジョンコルファン・キティタラクル擁するタイのペアが対戦。中国ペアが2-1(21-16、10-21、21-12)で勝利し、優勝を果たした。両ペアともに、“ナガマツ” 永原和可那/松本麻佑ペア、“フクヒロ” 福島由紀/廣田彩花ペアが出場する福州中国オープンに参加し、再び1回戦で対戦する。

混合ダブルス決勝では、世界ランク4位のデチャポン・プアヴァラヌクローを擁するタイのペアと世界ランク10位のワン・チーリン擁する台湾ペアの対戦となった。タイのペアが2-0(21-11、21-8)で快勝した。いずれのペアも渡辺勇大/東野有紗ペアらが参加する福州中国オープンに参加する。

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