オーストラリアのプロバスケットボールリーグ・NBL所属のメルボルン・ユナイテッドは7月19日、AKATSUKI FIVE(日本代表)メンバー・馬場雄大の加入を発表。馬場は2019年10月より、北米リーグNBAダラス・マーベリックス傘下、テキサス・レジェンズと契約していた。
馬場は富山県富山市出身、1995年11月7日生まれの24歳。富山第一高校から筑波大学へ進学。筑波大在学中(4年)の2017年、日本プロバスケットボール・Bリーグ所属のアルバルク東京と契約する。2017-18シーズンの新人賞を獲得したほか、日本代表にも選出。FIBA(国際バスケットボール連盟)ワールドカップ2019中国大会に出場した後、北米へ渡っていた。しかしテキサス・レジェンズ所属のNBA下部G(ゲータレード)リーグは2020年6月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により中断した2019-20シーズンについて、再開しないまま終了することを発表していた。
メルボルンUのビンス・クリベリCEOは「彼は日本のスター選手。日本のファンが、私たちを応援することを願っています」と歓迎。ヘッドコーチであるディーン・ビッカーマン氏は、馬場の印象について「才能のあるディフェンシブプレーヤー。私たちのグループは多様性を増すとともに、チーム内の競争も減げしくなるでしょう」とコメントしている。
またメルボルンU公式サイトは、「メルボルンUと契約できたことを光栄に思います。こうした機会を与えてくださったことに、とても感謝しています。チームの勝利に貢献できるよう、一生懸命頑張ります」という馬場のコメントを紹介。7月20日に東京で、入団記者会見を行うとしている。