オーストラリア・メルボルン開催のテニス四大大会(グランドスラム)全豪オープン(サーフェス=ハード)は1月27日に11日目を迎えた。車いすの部・男子シングルス決勝では、東京パラリンピック金メダルの国枝慎吾がアルフィー・ヒューエット(イギリス)にフルセットの末、勝利。11回目の全豪OP制覇、GS通算26回目のタイトルとなった。
車いすの部・女子シングルス決勝はオランダ勢による対戦となり、東京パラリンピック金のディーデ・デ・フロートがアニク・ファン・クートを下した。
男女ダブルスでは準決勝を実施。日本から出場の青山修子/柴原瑛菜は、アンナ・ダニリナ(カザフスタン)/ベアトリース・ハダード・マイア(ブラジル)に敗れて決勝進出とはならなかった。女子ダブルス準決勝もう1試合は、チェコのバルボラ・クレイチコバ/カテリナ・シニアコバが勝利を収めている。
男子は、ニック・キリオス/タナシ・コッキナキス、マシュー・エブデン/マックス・パーセルがそれぞれ勝利。決勝は豪州勢による対戦となった。