【ソフトボール・ジャパンカップ】日本は宿敵アメリカに敗れ準優勝
9月1日、群馬県高崎市のUTSUGIスタジアムで「2019 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会in高崎」最終日が行われた。2大会ぶりの優勝を狙う日本は決勝で米国に敗れ、準優勝となった。
一回の失点が致命傷になった。1死一、二塁の場面でアメリカの4番バレリエ・アリオトが日本の先発・尾崎望良の変化球をレフトスタンドに叩き込んだ。
アメリカはこの先制3ランの3点以外追加点はなかったものの、日本も二回にモニカ・アボットから山崎早紀の2ランを放ちながらあとが続かなかった。日本で活躍するアボット、日本のエース・上野由岐子ら投手陣の力投もあり、2-3でゲームセットとなった。
日本は予選リーグ戦でも2-8でアメリカに大敗し、雪辱を期して臨んだ決勝だったが、あと一歩が足りなかった。6月の日米対抗戦で勝利したものの、その時点でも4連敗だった。Tokyo 2020(東京オリンピック)と同じ会場での2連敗。
アメリカ代表にはアボットら日本ソフトボール界を知る選手も多く、他国を相手にするようにはいかない。大敗から惜敗に修正した対応力をさらに磨く必要がある。
なお、本大会優秀選手には、山本優が選ばれた。