スポーツクライミング世界選手権:男子複合予選・リードは藤井が4位…日本勢は楢崎兄弟ら4人が決勝進出

1 執筆者 小川秀彦
複合リード予選で日本人最上位の4位となった藤井快。楢崎兄弟、原田海とともに決勝に進出した

東京・エスフォルタアリーナ八王子で開催されているスポーツクライミングの世界選手権は19日、男子コンバインド(複合)の予選が行われた。スピード、ボルダリングに続く3種目目のリードで、藤井心(こころ)が5位、楢崎智亜(ともあ)が7位、その弟の明智(めいち)が10位に入り、13位の原田海(かい)を含めた4人が決勝に進んだ。

「スピード」、「ボルダリング」、「リード」の3種目すべてを行い、最終的な順位を決するコンバインド。3種目目のボルダリングは、リードロープ(命綱)を装着した上で十数メートルの壁をどこまで登れるかを競う種目となる。

複合リード予選を終え、藤井ら4人が予選総合上位8人による決勝進出を決めたが、リード12位の土肥圭太はスピードとボルダリングでも伸び悩み、予選敗退となった。リード1位は、ボルダリングでも1位だったドイツのアレクサンダー・メゴス。

予選総合8位までの男子コンバインド決勝戦は同21日に行われる。本大会のコンバインド日本人最上位者には、男女ともに東京五輪代表権が与えられる。

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