10月26日、青森のYSアリーナ八戸で行われている第26回全日本スピードスケート距離別選手権大会が2日目を迎えた。今大会は、ワールドカップの選考会も兼ねており、国内の実力者が上位を競う。
女子1000メートルでは、平昌五輪の同種目で銅メダル獲得した高木美帆(日本体育大学)が3連覇を果たした。高木は、1分15秒24で優勝。2位は、前日の500メートルで優勝した小平奈緒(相澤病院)の1分15秒87。3位には、1分17秒38で辻麻希(開西病院)が続いた。高木は、前日の3000メートルに続いて今大会2冠目。
男子1000メートルでは、前日500メートルで優勝した新濱立也(高崎健大)が1分9秒63で優勝。2冠を達成した。2位には、1分9秒64で小島良太(信州大学)が続き、3位には1分9秒77で山田将矢(日本電産サンキョー)が入った。
女子マススタートレース(16周)では、小山香月(日本電産サンキョー)が11分6秒93で優勝。2位の澤尻磨里英(八戸学院大学)は、11分6秒97がタッチの差で泣いた。3位には瀧上つくし(高崎健大)が11分7秒33で続いた。
男子マススタートレース(16周)では、平昌五輪決勝を経験しているウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)が8分29秒11で優勝。2位には、前日の5000メートルで3位に入った一戸誠太郎(ANA)が続いた。3位は、同じく5000メートルに出場し、優勝した土屋良輔(メモリード)。
翌10月27日は、男女1500メートル、女子5000メートルおよび男子10000メートルが行われる。