【スキージャンプ】女子W杯個人第9戦:丸山希の6位が日本勢最高位。高梨沙羅は9位

1 執筆者 鈴木花
丸山希は、自己ベストを更新し、6位と好成績を残した(写真は蔵王大会)

現地時間1月25日、ルーマニアのルシュノブ(HS97メートル、K点90メートル)でワールドカップ個人第9戦の本戦が行われた。この日の日本勢のトップは、丸山希(明治大学)の6位。高梨沙羅(クラレ)は9位、伊藤有希(土屋ホームスキー部)が21位、勢藤優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)は25位に終わった。優勝はノルウェーのマレン・ルンビー。2位にはエバ・ピンケルニッヒ、3位にキアラ・ヘルツルのオーストリア勢が続く。

この日、日本勢で最高位の6位に入った丸山希は、1本目に91メートル、2本目に88.5メートルを飛び、合計225.2ポイントを獲得。自己ベストを更新した。9位の高梨沙羅は、1本目87メートル、2本目92メートルの計221.8ポイントだった。伊藤有希は、1本目87.5メートル、2本目83メートルの計207.5ポイントの21位、勢藤優花は1本目86メートル、2本目84メートルの計196.9ポイントで25位。

優勝したマレン・ルンビーは、1本目に96.5メートル、2本目も96メートルと圧倒的な飛距離を出し、合計259ポイントを獲得した。2位のエバ・ピンケルニッヒも1本目92.5メートル、2本目93メートルと安定したジャンプを見せ、準優勝。キアラ・ヘルツルは、1本目93.5メートル、2本目93メートルと好ジャンプを見せたものの、2連勝はならなかった。

ワールドカップ総合順位争いでは、この日表彰台に立った3人が優勝争いを展開している。現在4位の高梨沙羅は、ドイツのカタリーナ・アルトハウスと4位、5位争いに集中することになりそうだ。次戦は、1月31日から2月2日まで、ドイツのオーベルストドルフで行われる。

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