天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会準決勝が12月12日に行われた。大分トリニータが川崎フロンターレを、浦和レッズがセレッソ大阪を下し決勝に進んだ。
等々力陸上競技場(神奈川県川崎市)で行われた川崎F対大分は、両チーム無得点で90分を終了。均衡が破れたのは113分、小林悠のゴールで川崎Fが先制に成功する。しかし延長後半アディショナルタイムにエンリケ・トレヴィザンが同点弾。大分が土壇場で試合を振り出しに戻し、勝負の行方はPK戦に持ち込まれた。5-4でPK戦を制した大分が初の決勝に駒を進めた。
浦和対C大阪は埼玉スタジアム2002(埼玉県さいたま市)で開催。試合は29分、今季限りでの退団が決まっている宇賀神友弥のゴールで浦和が先制する。89分には小泉佳穂が追加点を奪い、2-0でC大阪を破った浦和が優勝した98回大会以来の決勝進出を決めた。
決勝は19日、国立競技場(東京都新宿区)で行われる。