現地時間19日、リーガ・エスパニョーラ第20節マジョルカvsバレンシアの一戦がソン・モイシュで行われた。この試合で久保建英はベンチスタートとなった。
試合は開始7分、アントニオ・ライージョがヘディングシュートを決め、マジョルカが先制。リーグ18位と下位に低迷しているマジョルカだったが、この後もカウンターから好機を生み出し、7位バレンシアのゴールを脅かす。
22分、41分とアンテ・ブディミルが追加点を決めマジョルカは前半だけで3点をリードしてハーフタイムへと突入する。
後半に入り51分、バレンシアの司令塔ダニエル・パレホが2枚目のイエローカードを受け、3点ビハインドのバレンシアは数的不利に陥る。
マジョルカは最初の交代で今冬獲得したサイドアタッカー、アレハンドロ・ポソを投入し、右サイドに据える。79分にはマジョルカのダニ・ロドリゲスがミドルレンジから強烈なシュートを決め、4-0とリードを広げた。
この直後、久保建英が3枚目の交代カードとして左サイドMFに入った。するとバレンシアは82分にフェラン・トーレスが一矢報いるゴールを決め、4-1に。
久保は試合終盤にゴールエリア右から右足でシュートを放つもGKジャウメ・ドメネクのワンハンドセーブによりゴールはならず。アディショナルタイムには久保が左サイドから鋭いクロスを放ち、ブディミルがハットトリックかと思われたがシュートは枠から外れ、追加点とはならなかった。
試合はこのまま4-1で決着し、マジョルカが今季5勝目を飾った。勝ち点を18に伸ばし、暫定17位に浮上している。
年明けホームでの初戦を勝利で飾ったマジョルカ。久保建英にとっては途中出場で存在感を示した一方で、新加入U-21スペイン代表FWポソとのポジション争いという点でも、後半戦は真価が問われることになりそうだ。