ドイツのアンゲラ・メルケル首相と連邦州の政府首脳は現地時間5日、5月後半からのブンデスリーガ再開を承認した。
これを受け、ブンデスリーガ公式サイトは、ドイツサッカー連盟(DFL)常務理事で執行委員会スポークスマンのクリスティアン・ザイフェルト氏のコメントとして、「今日の決定は、ブンデスリーガとブンデスリーガ2部にとって良いニュースだ。クラブとその従業員は規律ある方法で医療と組織の指針に従うことに大きな責任を持たなければならない」と発表した。また、ザイフェルト氏は「無観客試合は理想的な解決策ではない。しかし、一部のクラブの存続を脅かす危機の中で、リーグの存続を維持するにはこの方法しかない」との見解を示した。
バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長は、ブンデスリーガ再開の決定を受け、「シーズンの最後までプレーできるように決定を下してくれた政治家たちに感謝したい。私は関係者全員にプレー再開の基礎となるガイドラインを規律ある方法で遵守するよう呼び掛けていきたい」とクラブ公式サイトで声明を伝えた。ブンデスリーガは早ければ5月15日から無観客で再開する見通し。