スペイン代表主将、セルヒオ・ラモスが新たな記録を打ち立てた。
現地時間11月11日に行われた国際親善試合、オランダvsスペインは1-1の引き分けで終わった。この試合でS・ラモスは主将として先発出場し、85分までピッチに立った。これで同選手はスペイン代表出場キャップ数を176に伸ばしている。
この数字は2018年3月、イタリア代表でジャンルイジ・ブッフォンがマークした176試合に並ぶもので、ヨーロッパでは歴代最多タイのキャップ数となる。
1986年生まれのS・ラモスは2005年3月、中国戦で19歳にしてフル代表デビューを飾った。当初は主に右サイドバックとしてプレーし、欧州選手権(EURO)2008、2010年の南アフリカ・ワールドカップで優勝した。EURO2012からはポジションをセンターバックに移し、大会連覇に貢献した。
EURO2012優勝を境に、それまでの主将だったイケル・カシージャスが代表から遠ざかると、S・ラモスが代表キャプテンを担当。34歳の現在に至るまでスペイン代表では常に主軸であり続け、欧州最多タイの176キャップを刻むに至っている。
果たして34歳のS・ラモスは今後代表出場試合数をどこまで伸ばすのだろうか。世界歴代トップ、代表184試合のアハマド・ハッサン(エジプト)を抜く日は、そう遠くないのかもしれない。