ノルディックスキー・コンバインド

男子個人ノーマルヒル10kmは2018年2月14日に行われた。

ノルディック複合

平昌2018 | オリンピック冬季競技大会

リプレイ

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NH10kmクロスC - ノルディックスキー・コンバインド|平昌2018リプレイ

団体スキージャンプは2018年2月22日に行われた。

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団体スキージャンプ - ノルディックスキー・コンバインド|平昌2018リプレイ

団体のクロスカントリー は2018年2月22日に行われた。

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団体クロスカントリー - ノルディックスキー・コンバインド|平昌2018リプレイ

男子個人ラージヒル10kmは2018年2月20日に行われた。

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LH10kmジャンプ - ノルディックスキー・コンバインド|平昌2018リプレイ

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LH10kmクロスC - ノルディックスキー・コンバインド|平昌2018リプレイ

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NH10kmジャンプ - ノルディックスキー・コンバインド|平昌2018リプレイ

アメリカ合衆国

シモーネ

Simone Biles - Olympics.com

スウェーデン

Armand

Armand Duplantis - Olympics.com

ミカエラ

Mikaela SHIFFRIN

Ilia

Ilia Malinin - Olympics.com

Yoshito WATABE

Yoshito

2年に1度実施されるノルディックスキーの世界選手権がスロベニアのプラニッツァで2023年2月21日〜3月5日の日程で開催された。
日本からは北京2022オリンピック男子スキージャンプの金メダリストの小林陵侑、ノルディック複合で銅メダルを獲得した渡部暁斗など、スキージャンプに10選手、ノルディック複合に9選手、クロスカントリースキーに8選手の合計27選手が参戦した。
ここではFISノルディックスキー世界選手権2023の結果をお届けする。
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- SNOW JAPAN追加メンバー発表！ノルディックスキー世界選手権2023

PLANICA, SLOVENIA - MARCH 03: Ryoyu Kobayashi of Japan, Timi Zajc of Slovenia and Dawid Kubacki of Poland celebrate following the Ski Jumping Men's Individual HS138 Competition at the FIS Nordic World Ski Championships Planica on March 03, 2023 in Planica, Slovenia. (Photo by Jurij Kodrun/Getty Images)

Ryoyu kobayashi

FISノルディックスキー世界選手権2023、全種目の結果

全日本スキー連盟は1月31日、2023 FIS（国際スキー・スノーボード連盟）ノルディックスキー世界選手権大会に向けた日本代表を発表した。今回発表されたのは男子ノルディック複合と、クロスカントリーの代表。ジャンプと女子ノルディック複合は後日発表される。
世界選手権は2月21日から3月5日にかけ、スロベニア・プラニッツァで行われる。
今回発表された日本代表選手は以下のとおり（年齢は1月31日時点）。

ZHANGJIAKOU, CHINA - FEBRUARY 15: Bronze medal winner Akito Watabe of Team Japan celebrates on the podium following the Individual Gundersen Large Hill/10km, Cross Country Competition Round on day 11 of 2022 Beijing Winter Olympics at The National Cross-Country Skiing Centre on February 15, 2022 in Zhangjiakou, China. (Photo by Lars Baron/Getty Images)

 Akito Watabe

渡部暁斗、山本涼太、石田正子らがノルディックスキー世界選手権日本代表に決定

全日本スキー連盟（SAJ）A級公認のサマースキージャンプ2022山形蔵王大会が山形県のアリオンテック蔵王シャンツェ（山形市蔵王ジャンプ台）で8月20日まで開催された。
女子組（中学生以上）は、オリンピック3大会出場（ソチ2014、平昌2018、北京2022）の伊藤 有希（土屋ホームスキー部）が制した。平昌2018女子個人ノーマルヒル銅メダルの髙梨 沙羅（クラレ）は2位。3位は丸山 希（北野建設SC）だった。
男子・成年組（18歳以上）は、北京2022男子個人ノーマルヒル金メダルの小林 陵侑（土屋ホームスキー部）が優勝。二階堂 蓮（日本ビールスキー部）が2位、岩佐 勇研（東京美装グループスキー部）が3位となっている。
また北京2022のノルディック複合男子団体銅メダルの渡部 善斗が9位、オリンピック3大会でメダルを獲得している渡部 善斗（ともに北野建設SC）が20位。オリンピック8大会出場（アルベールビル1992、リレハンメル1994、長野1998、ソルトレイクシティ2002、トリノ2006、バンクーバー2010、ソチ2014、平昌2018）の葛西 紀明（土屋ホームスキー部）は17位だった。
- 結果速報（セイコースポーツリンク）

スキージャンプ

KOBAYASHI Ryoyu

【スキージャンプ】サマージャンプ山形蔵王：男子は小林陵侑、女子は伊藤有希が優勝

ノルディック複合（ノルディックコンバインド）団体に10チームが出場し、日本チームとして渡部暁斗、渡部善斗、永井秀昭、山本涼太が出場。
前半のスキージャンプラージヒルでは、渡辺善斗が124.5m、山本が121.4ｍと大飛躍でチームを引っ張り、首位オーストリアに12秒差の4番スタートで後半のクロスカントリースキー4x5kmリレーへ。
1走の渡部善斗は前を滑る先頭集団に追いつくと、ドイツに次いで0.3秒差の2位で永井にバトンを渡す。永井は終盤にトップのオーストリアに4秒6の差を広げられるも、4位で3走の渡部暁斗へつなぐ。3走も終始集団でレースが展開されるも、最後にノルウェーがスパートをかけて渡部暁斗は約10秒引き離されるも、オーストリアと共にメダル圏内の位置（2位）まで順位を上げてアンカーの山本につないだ。ドイツは大きく出遅れ集団から落ちて4位に。トップから36秒9差でアンカーへ引き継いだ。
ノルウェーは4走でも逃げ切り見事金メダルを獲得。日本チームで唯一オリンピック初出場の24歳山本は、ドイツのビンツェンツ・ガイガーに追いつかれ、オーストリアと3チームで表彰台争いとなるが、戦略的にレースを組み立て粘り強く最後まで勝負し、2位までわずか0.3秒の3位でゴールを切った。
日本は7大会ぶりとなる悲願のオリンピックメダルを獲得した。

北京2022 | オリンピック冬季競技大会

ZHANGJIAKOU, CHINA - FEBRUARY 18: Bronze Medallists; Yoshito Watabe, Hideaki Nagai, Akito Watabe and Ryota Yamamota of Team Japan pose with their medals during the Menâ€™s Large Hill/4x5km Medal Ceremony on Day 14 of the Beijing 2022 Winter Olympic Games at Zhangjiakou Medal Plaza on February 18, 2022 in Zhangjiakou, China. (Photo by Ezra Shaw/Getty Images)

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ノルディック複合・グンダーセン方式団体ラージヒル/4x5km決勝 - 日本 - 北京2022冬季オリンピック・ハイライト

3大会連続、4つのメダル。ソチ2014と平昌2018で、それぞれ個人戦の銀メダルを1つずつ持ち帰った渡部暁斗が、北京2022では2つの銅メダルを手に入れた。念願の金には届かなかったものの、3大会目にして初めて、長年ともに戦ってきた日本チームの仲間たちと一緒に表彰台に上がる夢を叶えた。
グンダーセン方式個人ノーマルヒル10km：渡部暁斗、ジャンプで出遅れ7位
過去2大会の渡部暁斗はグンダーセン方式個人ノーマルヒル10kmでメダルに輝いてきた。前半のジャンプでソチ2014は2位（+6秒）、平昌2018は3位（+28秒）と、むしろ逃げ切りを決めてきた渡部暁斗だったが、今回は9位と出遅れた。後半クロスカントリーは、ジャンプ首位の選手から1分16秒後にスタートした。
2.5kmのコースを4周するレースの、中盤までは渡部暁斗も第2集団のライバルたちと対等に競り合った。しかし、3周目に入りビンツェンツ・ガイガー（ドイツ）が繰り返し加速を切ると、じりじりと遅れていく。同じく1分26秒のビハインドを背負っていたガイガーが、そのまま驚異的な猛追で金メダルをもぎ取ったのに対し、渡部暁斗は32.4秒遅れの7位でフィニッシュ。しかも2位には、自分と同じ1分16秒後スタートのヨルゲン・グローバク（ノルウェー）が入った。「もう少し体力を残せていたら、自分もメダルが取れていたはずだ」と、自分の走り方が悔やまれた。
また最長108.0mを飛んでジャンプ首位に立ち、2番手に38秒リードをつけてクロスカントリーへと走り出した山本涼太だが逃げ切りならず。14位で初オリンピック1戦目を終えた。またジャンプ5位の谷地宙は30位、渡部暁斗の弟・善斗は13位だった。
グンダーセン方式個人ラージヒル10km：0.6秒差で金を逃すも、3大会連続メダル
7日後に行われたグンダーセン方式個人ラージヒル10kmの渡部暁斗は、納得できるジャンプを飛んだ。135mと距離を出し、5位と好位置につけた。ただし、とてつもなく大きなジャンプで、FIS（国際スキー連盟）ワールドカップ個人総合3連覇中のヤール=マグヌス・リーベル（ノルウェー）が首位に立った。スタート差は54秒。決して簡単に埋められるタイム差ではなかった。
ところがリーベルが信じられないようなミスを犯す。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）陽性でノーマルヒルを欠場し、ラージヒルジャンプ当日にぎりぎり出場許可が出たリーベルは、コース下見が十分にできなかったせいで、コースを間違えた。2位以下に44秒差でスタートし、1km地点では渡部暁斗が先導する第2集団に約48秒差をつけていながら、1周目を終えた時点でもはやリードは約10秒しか残っていなかった。
2周目前半の長い上りの終わりに、渡部暁斗はついにリーベルをとらえた。そのまま4人の第1集団を作り上げ、勢力的に先頭を走り続けた。さらには最終周回でペースを上げると、集団内のライバルを1人ずつ突き放していく。
しかし後方からは猛然と強豪ぞろいの集団が迫ってくる。最終4周目の最後の短い上りで、とうとうジャンプ12位で2分07秒差スタートのヨルゲン・グローバク（ノルウェー）と、10位で+1分47秒のイエンスルラース・オフテブロ（ノルウェー）に追いつかれた。追いつかれたとほぼ同時に3人でのスプリント。ノルウェー2人組に先を取られ、渡部暁斗はわずか0.6秒差で、3番目にフィニッシュラインを越えた。
人生5回目のオリンピック出場、狙っていた金こそ取れなかったものの、冬季オリンピックでの3大会連続メダルは、スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢と並ぶ快挙。33歳の大ベテランは、堂々たる戦いぶりで銅メダルを手に入れた。
ノーマルヒルに続き、ラージヒルでも好調なジャンプを2位で折り返した山本涼太は、12位と初戦より2つ順位を上げた。渡部善斗と永井秀昭は、ジャンプの苦戦が響き、それぞれ25位と31位と伸びなかった。
グンダーセン方式団体ラージヒル4x5km：28年ぶりのメダル獲得
かつて日本は最強だった。アルベールビル1992とリレハンメル1994で、荻原健司氏率いる日本チームは2大会連続の金メダルを勝ち取った。ただし、あれ以来メダルからは遠ざかっている。4年前はジャンプで3位につけていたものの、最終結果は4位だった。
北京2022の日本チームは、逆にジャンプを4位で折り返した。渡部善斗が133.5m距離を伸ばし、すでに個人戦2戦でジャンプの好調さを見せていた山本涼太も、135.0mと確実に決めた。一方で永井秀昭は128.5m、さらにはエースの渡部暁斗は125.0mと詰まり気味。後半のクロスカントリーへ、首位オーストリアとは12秒差、2位ノルウェーとは4秒差、3位ドイツとは1秒差で突入した。
1人が2.5kmのコースを2周ずつ走るリレー、トップバッターは渡部善斗が務めた。3歳年上の兄と違い、メダルにはこれまで縁がなかったが、この日は渾身の走りを見せた。スタートダッシュですぐに前を行く2カ国をとらえると、2周目には先頭オーストリアにも追いついた。最後の上りでは猛スパートを仕掛け、先頭集団内の2位で永井秀昭にタッチした。
人生最後と決めていたオリンピックの、最後の種目に、38歳の永井秀昭も全力を注いだ。オーストリアがスパートで幾度も揺さぶりをかけ、ノルウェーが穴を埋めようと加速する、そんな熾烈な競り合いの中、先頭集団から決して大きく遅れることなく4位で3人目の渡部暁斗へつないだ。
2人の努力を引き継いだ渡部暁斗は、すぐに目の前を行くライバルたちをとらえた。上位4カ国がひしめく集団の中で、時には先頭に立ち、戦いを精力的にリードした。2周目にオーストリアとノルウェーの熾烈な加速合戦で、ついにドイツが遅れ始めても、渡部は粘り続けた。最後の最後にノルウェーのオフテブロに爆発的な加速を決められ、先行させれしまったが、オーストリアとほぼ同時の2位で若き山本涼太へと最後の勝負を託した。
ラージヒル金メダリストのグローバクが、完全なる独走態勢に入った後方では、山本涼太がオーストリアのマルティン・フリッツに食らいついた。個人戦ではクロスカントリーで大きく順位を後退させたが、団体戦ではアンカーの重圧にも負けず、極めて集中して闘い続けた。
ドイツのガイガーが、ノーマルヒル金メダリストの実力と意地とで最終周回突入直前に追いついてきた後も、冷静に立ち回った。風を一身に受ける先頭には無理に立たず、ドイツとオーストリアが駆け引きを繰り返す背後で、巧妙な位置取りを続けた。
そしてコース最後の急坂で、ドイツが仕掛けた瞬間を、山本涼太は見逃さなかった。すぐにガイガーの背後へと張り付くと、オーストリアがずるずると遅れていく一方で、最後まで耐えきった。優勝ノルウェーから55.2秒遅れ、2位ドイツとは0.3秒差の3位。団体戦日本チームの中では24歳と最年少の山本涼太は、頼もしい先輩3人の思いを乗せて、両手を大きく上げながらフィニッシュラインを越えた。
28年ぶりの歓喜が、日本ノルディック複合チームに訪れた。すでに個人戦で3つのメダルを誇る渡部暁斗は、初めて仲間たちと喜びを分かち合った。永井秀昭は最後のオリンピックを最高の形で締めくくり、渡部善斗は兄と一緒に表彰台からの風景を楽しんだ。

Nordic Combined

【ノルディック複合】北京2022：渡部暁斗、ラージヒルと団体で銅…3大会連続4個目のメダル獲得

北京2022冬季オリンピックは2月20日に閉幕した。ノルディック複合個人ラージヒル/10km・団体ラージヒル/4x5kmで銅メダルを獲得した渡部暁斗が、同日にInstagramを更新しコメントを発表。渡部暁斗は「本当に何も残らないオリンピックになる可能性の方が高く、自信を失い、弱気になることもあった」と振り返った。それでも3大会連続となるメダルを獲得し、「色んな道を探し、色んな角度から見上げ、この競技と、自分自身と、存分に向き合うことができた」と収穫を語った。
同日、団体銅メダルメンバーの弟・渡部善斗もInstagramを更新。苦しんだ過去にも触れつつ「今回、長い挑戦が一つ、偉大な仲間の力を得てやっと結果に結び付きました。今はただ本当に嬉しいです」と喜びを綴った。
また日本オリンピック委員会（JOC）は北京2022閉幕に際し、日本代表「TEAM JAPAN」45選手のコメントを発表。ノルディック複合団体銅メダルメンバーでは山本涼太、永井秀昭がコメントしている。谷地宙は「2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックへ向け精進していきたい。2026年は金メダルをとります」と次回大会への意気込みを見せた。

ZHANGJIAKOU, CHINA - FEBRUARY 17: Bronze medalists; Yoshito Watabe, Hideaki Nagai, Akito Watabe and Ryota Yamamota of Team Japan celebrate on the podium during the flower ceremony following the Large Hill/4x5km, Cross-Country Round as part of Biathlon Team Gundersen Large Hill/4x5km event on Day 13 of 2022 Beijing Winter Olympics at The National Cross-Country Skiing Centre on February 17, 2022 in Zhangjiakou, China. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

【ノルディック複合】北京2022閉幕：渡部暁斗「この競技と、自分自身と、存分に向き合うことができた」

金メダリスト
小林陵侑：スキージャンプ男子個人ノーマルヒル
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平野歩夢：スノーボード男子ハーフパイプ
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高木美帆：スピードスケート女子1000ｍ
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ZHANGJIAKOU, CHINA - FEBRUARY 08: Gold medallist Ryoyu Kobayashi of Team Japan poses with their medal during the Men's Normal Hill Individual medal ceremony on Day 4 of the Beijing 2022 Winter Olympic Games at Zhangjiakou Medal Plaza on February 08, 2022 in Zhangjiakou, China. (Photo by Maja Hitij/Getty Images)

北京2022 TEAM JAPAN 金メダリスト

北京2022メダル獲得日本代表リスト

オリンピック・ノルディック複合団体（ノルディックコンバインド）日本チームの活躍の歴史は、アルベールビル1992の30年前までさかのぼる。V字ジャンプ導入の変革期に、荻原健司を中心にジャンプで「先行逃げ切り」のスタイルを確立した日本は、アルベールビル大会とリレハンメル大会で2連覇を果たした。
その団体戦2個の金メダルと、ノルディック複合日本男子個人初の銀メダルを獲得した河野孝典が日本チームヘッドコーチとなり、試行錯誤して何年にもわたり様々な挑戦をしてきたTEAM JAPAN。
北京2022団体戦でようやくその努力が実を結び、日本に28年ぶりのオリンピックメダルをもたらした。
銅メダリストとなった日本チーム（渡部暁斗、渡部善斗、永井秀昭、山本涼太）が、2月18日の記者会見に出席し、これまでの道のりと今後の展望について語った。

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ノルディック複合団体「ここからがはじまり」

ノルディック複合団体に、日本は渡部暁斗、渡部善斗、永井秀昭、山本涼太が出場。
前半のスキージャンプ4位から、後半のクロスカントリースキー4x5kmリレーで逆転し、リレハンメル1994以来、実に7大会ぶりにオリンピックメダルを獲得した。
スキージャンプラージヒルでは、渡辺善斗が124.5m、山本が121.4ｍと大飛躍でチームを引っ張り、首位オーストリアに12秒差の4番スタートで後半のクロスカントリースキー4x5kmリレーへ。
ジャンプよりも課題であるクロスカントリーに比重を置いて練習に取り組んできたという日本チームは、このリレーでその力を結集させた。
1走の渡部善斗は集団に追いつき区間3位の好タイムで順位を上げ、ドイツに次いで2位で永井にバトンを渡すと、永井も集団に食らいついて4位で個人ラージヒル/10km銅メダリストの渡部暁斗にバトンをつなぐ。暁斗は終盤にノルウェーの逃げを許すも、順位を上げて2位に巻き返し、アンカーの山本へ。
チームで唯一オリンピック初出場の24歳山本は、3走でトップから約36秒出遅れていたドイツチームに追いつかれるが、戦略的な集団での駆け引きにもよく対応し、スプリント勝負となった最後もビンツェンツ・ガイガーを粘り強く追いかけ、見事3位で両手を上げてゴールを切った。

北京2022ノルディック複合団体、日本銅メダル ! 

ノルディック複合団体、日本銅メダル ! 28年ぶりのオリンピック表彰台

スキージャンプとクロスカントリースキーという異なる能力を要求される2種目の総合力を競う、ノルディック複合（ノルディックコンバインド）。この団体種目は、冬季オリンピック第15回大会のカルガリー1988から公式種目として導入され、北京2022で10回目を迎える。
1990年代前半に、スキー板をV字にする飛行フォームで瞬く間に世界のトップに躍り出た荻原健司と、日本男子個人初の銀メダルを獲得した河野孝典を含む3選手で、アジア勢初の金メダルを2度獲得（アルベールビル1992、リレハンメル1994）し、日本男子団体は、ノルディック複合を一気にメジャーに押し上げた。
その後、ルールの改定が行われ、長野1998から団体人数の変更（3人から4人）や、クロスカントリーの距離が半分の5㎞になるなど、大きな変化があった団体種目は、トリノ2006から、K90のノーマルヒルで開催されていたジャンプが、HS134（バンクーバー2010以降はHS140 ）のラージヒルで開催されるようになる。
北京2022では、2月15日に渡部暁斗が銅メダルに輝いたジャンプ台と同じヒルサイズ140mのラージヒルで行われる。

OBERSTDORF, GERMANY - JANUARY 25: Norway Team takes 1st place, Germany Team takes 2nd place, Japan Team takes 3rd place during the FIS Nordic World Cup Nordic Combined Team HS140/4x5 km on January 25, 2020 in Oberstdorf, Germany. (Photo by Millo Moravski/Agence Zoom/Getty Images)

FISノルディックワールドカップ：ノルディック複合男子団体＝2020年1月25日

ノルディック複合男子団体、北京2022で7大会ぶりのメダル獲得へ

北京2022

平昌2018

ソチ2014

この競技は2022年2月9日に張家口国家スキージャンプセンターで行われ、渡部善斗（日本）がトライアルラウンドのベストスコア 76.1、競技ラウンドでは山本涼太（日本）がベストスコア 133.0を記録した。

Yoshito WATABE

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