パリ2024倫理規定は、模範となる競技大会を実現するために、最高水準の倫理規範と透明性を確保することによって、パリ2024の意思を遂行するものとなる。
大会組織委員会の中に設置された倫理委員会が導入した倫理規定は、現行の法規制と、オリンピック・ムーブメントの価値と原則の上に成り立っている。また、他の競技大会や国際スポーツ連盟により施行されている倫理規定からも着想を得ている。
パリ2024倫理規定には、大会組織委員会に関わる職員、ボランティアら全てのメンバーに適用される基本原則が定められている。これは、利害の対立を未然に防ぎつつ、それに対処する方策を示し、倫理上の最善な行動を促すものである。また、公共組織としての透明性を確保するための原則が示されている。これらの基本原則は、職員のためのベスト・プラクティス・ガイド(PDF版・英語)に詳細に記されている。
倫理委員会は、パリ2024と連携しながら、倫理規定の施行を監視する役割を担う。
倫理規定