五輪水泳会場・東京アクアティクスセンターの完成披露 AS乾・吉田ペアら五輪内定選手が登場

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部

Tokyo2020(東京五輪)の水泳会場となる東京アクアティクスセンターの完成披露式が10月24日に行われた。式典には小池百合子東京都知事が出席し、「この施設におきましてトップレベルの選手が競い合って、日本の選手が活躍するところをいまからわくわくする思いです」と述べた。

選手参加のデモンストレーションでは、アーティスティックスイミングの乾友紀子、吉田萌ら五輪内定選手が登場。本番と同じプールの感触を確かめた。また、競泳の池江璃花子も200メートルリレーに登場した。

■東京アクアティクスセンターについて

東京アクアティクスセンターは日本水泳の中心となる世界最高水準の水泳競技場として、国内外の競技大会を開催するほか、都民のための水泳場として子どもから高齢者まで、スポーツや健康増進に取り組める場となる。東京2020大会では、競泳、飛込、アーティスティックスイミング、パラリンピック水泳が開催される。

■メインプール・サブプール

いずれも長さ50m・水深3mで、10レーンまで設けることが可能。。東京2020大会開催時の観客収容数は約15,000席で、その後は約5,000席となる。プールの床と壁は可動式で、2面の25mプールに分けて短水路の大会を開催することや、泳力に応じて深さを調整することで、子どもや高齢者からトップアスリートまで、幅広く利用できる。

■ダイビングプール

飛込台は1m、3m、5m、10mの5種で、プールは25m四方、深さ5mとなっている。

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