バドミントン
BWF（世界バドミントン連盟）ワールドツアーは新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的な流行により、3月に開催された第110回全英オープンを最後に、大会の中止・延期が続いている。ここでは、10月以降に再開が予定されているBWFワールドツアーについて解説する。
BWFワールドツアーは3月の全英OPを最後に大会を中断され、BWF世界ランキングも凍結される。BWF世界ランキングはTokyo 2020（東京五輪）出場権の基準となっているため、BWFワールドツアーの中断は、東京五輪の出場権争いの中断も意味することになる。
BWFは5月の段階で8月いっぱいの中断、9月からの再開を目指すと発表。しかし新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、7月下旬に9月開催のチャイニーズタイペイOP（1日～6日）、韓国OP（8日～13日）、中国OP（15日～20日）、そしてダイハツ・ヨネックス日本OP（22日～27日）の中止を発表した。
現時点での再開初戦は、10月13日開幕のデンマークOPとなる。また、10月3日からはデンマークで国・地域別の対抗戦、トマス杯（男子）とユーバー杯（女子）の開催も予定。トマス杯とユーバー杯は当初5月に開催を予定していたが8月に延期され、その後、10月に再延期となった。
■10月以降に予定されているBWFワールドツアー（Super300以上）
10月13日～18日 デンマークOP（Super750）
10月20日～25日 フランスOP（Super750）
10月20日～25日 ニュージーランドOP（Super300）
10月27日～11月1日 マカオOP（Super300）
11月3日～8日 福州中国OP（Super750）
11月10日～15日 香港OP（Super500）
11月17日～22日 インドネシアOP（Super1000）
11月17日～22日 シド・モディ国際（インド／Super300）
11月24日～29日 マレーシアOP（Super750）
12月1日～6日 タイOP（Super500）
12月8日～13日 インドOP（Super500）
12月16日～20日 ワールドツアーファイナルズ（中国）