テニスのグランドスラム・全豪オープン前哨戦、女子の「ヤラ・バレー・クラシック」(オーストラリア・メルボルン)は2月6日にダブルス準決勝、決勝を実施。青山修子(近藤乳業)&柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)組が決勝で、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)&ヴィクトリア・クズモバ(スロバキア)組を下し優勝した。
青山&柴原組は、アブダビWTA女子テニスオープン(UAE・アブダビ/1月6日~13日、WTA500)に続く優勝。2021年WTAツアー2勝目をマークした。
「ヤラ・バレー・クラシック」シングルスは、7日に決勝を開催。WTA(女子テニス協会)シングルスランキング1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、決勝でガルビネ・ムグルサ(スペイン/同15位)を破り制した。
女子もう1つの前哨戦「ギップスランド・トロフィー」シングルスは、エリーゼ・メルテンス(ベルギー/同20位)が優勝。7日の決勝では、カイア・カネピ(エストニア/同94位)に勝利した。
ヤラ・バレー・クラシック:ダブルス決勝
青山修子(18位)&柴原瑛菜(20位)2-0(6-3、6-4)アンナ・カリンスカヤ(ロシア/107位)&ヴィクトリア・クズモバ(スロバキア/31位)
※()内の順位はWTAダブルスランキング
全豪OP(2月8日開幕)の前哨戦は、男女とも2つの大会に分けて1月31日に、全豪OPと同じ会場・メルボルンパーク(オーストラリア・メルボルン/ハード)で開幕した。女子は「ギップスランド・トロフィー」と「ヤラ・バレー・クラシック」を行い、両大会ともWTA500として実施。なお、出場予定選手などが滞在しているホテルにおいて、従業員の1人から新型コロナウイルス陽性反応が出たため2月4日の試合が延期となり、当初の日程から変更となっていた。
シングルスの出場選手は、WTAランキング上位32位までの選手を2大会に分け、残りの選手は抽選で割り振られた。
ギップスランド・トロフィー:トーナメント表(WTA公式サイト)
ヤラ・バレー・クラシック:トーナメント表(WTA公式サイト)