2月8日に開幕するグランドスラム・全豪オープンの前哨戦、男子テニスの国別対抗戦・ATPカップ決勝が7日、オーストラリアのメルボルンパークで行われ、イタリアに勝利を収めたロシアが大会初優勝を飾った。日本はグループリーグでロシア、アルゼンチンに敗れ、未勝利で大会を終えている。
6日に行われた準決勝では、ロシアがドイツを、イタリアがスペインをそれぞれ下して決勝に進出。決勝では、ロシアがシングルス2本で勝利を収めた。
日本は6日、延期となっていたグループリーグのアルゼンチン戦に臨んだ。第1試合、ATP(男子プロテニス協会)シングルス世界ランキング57位の西岡良仁(ミキハウス)は、同44位のギド・ペラに0-2で敗れた。第2試合は同41位の錦織圭(日清食品)が、同9位のディエゴ・シュワルツマンに1-2で黒星。第3試合のダブルスも、マクラクラン勉(イカイ)&松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)組がマッシモ・ゴンサレス&ホレイショ・ゼバロス組に0-2で敗れている。