【サッカー】元日本代表・中村憲剛が現役引退を発表「スッキリしている気持ち」

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属で、サッカー元日本代表の中村憲剛が11月1日にオンライン会見を行い、2020年シーズンいっぱいでの現役引退を表明した。40歳の誕生日となる、10月31日のJ1第25節FC東京戦で決勝ゴールを決め、チームの勝利に貢献した翌日の発表となった。

中村は引退を表明した現在の心境について、「自分の中で溜めていたものがあったので、ホッととしているというか、スッキリしている」と明かした。引退の決断については、「最初は30歳を過ぎたときに引退について考え、35歳まで頑張ろうと思った。その後チームの状態や自分の状態が伸びていたので、35歳でやめる発想はなくなった。35歳の誕生日を迎えたときに40歳までと区切りをつけ、残りの5年を頑張ろうとここまでやってきた」と説明した。中村はその後、36歳となった2016年にJリーグMVPに選出。チームとしても、2017、18年はJ1優勝、2019年はルヴァンカップとタイトルを獲得した。

中村は2003年に中央大学から川崎フロンターレに加入し、18シーズンにわたり川崎F一筋でプレー。日本代表としては、通算68試合に出場し6得点を挙げた。2010年には、FIFAワールドカップ南アフリカ大会日本代表に選出された。

中村憲剛選手 現役引退のお知らせ(川崎F公式サイト)

川崎Fは、クラブスタッフから中村への思いを込めた向けた動画をクラブ公式Twitterなどで公開している。

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