ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(アメリカ女子サッカープロリーグ/NWSL)「シカゴ・レッドスターズ」所属の元日本代表・永里優季が、日本の男子チーム「はやぶさイレブン」(神奈川県2部リーグ)に期限付き移籍で加入する。9月10日、両クラブが発表した。
はやぶさイレブンは神奈川県リーグ2部所属。永里優季の兄・源気や、元日本代表・永井雄一郎などが所属している。永里は10日、自身のブログではやぶさイレブン加入を報告。想いや経緯などは、入団会見で語るとしている。入団会見は9月10日16時より行われる予定となっており、クラブ公式YouTubeチャンネル「はやぶさイレブンTV」でライブ配信される。
永里は現在、NWSLのシカゴ・レッドスターズに在籍。2019年はリーグ8位となる8ゴールをマークした。日本代表としては132試合に出場し58得点を挙げている。オリンピックには2008年北京大会、2012年ロンドン大会に出場。FIFA女子ワールドカップには3回出場し、2011年ドイツ大会ではチームの一員として優勝に貢献した。
男子チームに女子選手がレンタル移籍することから、永里が所属するシカゴ・レッドスターズや、FIFA(国際サッカー連盟)女子ワールドカップ、UEFA(欧州サッカー連盟)女子チャンピオンズリーグの各公式Twitterが「歴史的レンタル移籍」として伝えた。