ウィンブルドン:“ドリームペア”マレー&セリーナ、3回戦敗退も試合後は笑顔

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
ウィンブルドン選手権ミックスダブルスでマレー&セリーナ3回戦敗退

日本時間7月10日、ウィンブルドン選手権(全英オープン)の8日目に行われたミックス(男女混合)ダブルスで、アンディ・マレー(イギリス)とセリーナ・ウイリアムズ(アメリカ)の元世界王者&元女王の“ドリームペア”が、3回戦で敗退した。

ドリームペアのデビュー戦となった同7日の1回戦では、アンドレアス・ミース(ドイツ、男子ダブルスで今年の全仏オープン優勝)とアレクサ・グラーチ(チリ)のペアをストレートで撃破。10日の2回戦でも、ファブリス・マルタン(フランス)とラケル・アタウォ(アメリカ)を7-5、6-3で一蹴していた。

続く3回戦は同日ダブルヘッダーとなり、本大会ミックスダブルス第1シードのブルーノ・ソアレス(ブラジル)とニコール・メリカ(アメリカ)の実力ペアと対戦。第1セットを3-6で奪われたあと、6-4で第2セットを取り返すも、第3セットは体力的に追いつけず、2-6で敗れ、3回戦敗退となった。

ダブルスで負荷を抑えた形で実戦調整を重ねているマレー、そして、女子シングルスでも連日激しい試合をこなすセリーナ(女子世界ランク10位)だけに、ダブルヘッダーでの3回戦は厳しかったようだ。

とはいえ、マレーもセリーナも今回のペアを楽しんだようで、敗れたにも関わらず、試合後、お互い笑顔を浮かべていた。

マレーとのペアで精神的にリフレッシュしたセリーナは、8度目のウィンブルドン・女子シングルス制覇を目指し、日本時間11日22時過ぎ、世界ランク58位のバルボラ・ストリコバとの準決勝を迎える。

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