杉野正尭、種目別・あん馬で6位入賞!体操日本男子パリ2024

執筆者 Risa Bellino
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写真: 2024 Getty Images

パリ2024オリンピック体操競技は、団体戦と個人総合の決勝が終わり、8月3日から3日間にわたり種目別の決勝が行われる。

体操ニッポン男子は、団体戦で2大会ぶりの金メダル奪還を果たし、個人総合では岡慎之助が金メダル、橋本大輝が6位に入賞し、日本男子の強さを世界に示した。7月27日の予選、種目別のあん馬で15.033点を記録し、全体4位で予選を突破した初出場の杉野正尭(たかあき)が、8月3日午後5時16分(現地時間)からの決勝に出場し、14.933点で6位に入賞した。

世界屈指のあん馬スペシャリスト8名が決勝で一発勝負の演技を行い、2022年・2023年世界王者で東京2020で7位入賞だったアイルランド代表のリース・マククレナガンが、15.533点の高得点で金メダルを獲得。2024年2月のコトブス国際(種目別ワールドカップ)覇者で、2023年アジア選手権王者のナリマン・クルバノフ(カザフスタン)が15.433点で銀メダル、2021年世界チャンピオンのスティーブン・ネドロシク(アメリカ合衆国)が15.300点で銅メダルに輝いた。

あん馬で2大会連続オリンピック金メダリストのマックス・ウィットロック(31歳、英国)は、3連覇達成ならず、15.200点で4位。日本の杉野は予選よりもさらに難易度を上げたDスコア6.700点の構成で挑むも、6位となりメダル獲得はならなかった。

体操ニッポン男子は、8月5日(月)※11時45分~種目別の平行棒決勝に岡と谷川航(わたる)が出場し、同日13時31分〜の鉄棒に岡と杉野が出場する。鉄棒で2連覇を狙っていた橋本は、予選敗退となっている。(※日本は現地時間よりも7時間進んでいる)

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