男子3000m障害の三浦龍司、DL第4戦 ラバト/マラケシュ大会へ エルバカリとの戦いやいかに

執筆者 Olympics.com
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Ryuji Miura of Team Japan competes in the men's 3000m steeplechase on day ten of the Tokyo 2020 Olympic Games at Olympic Stadium on August 02, 2021
写真: 2021 Getty Images

モロッコで5月19日に開かれるダイヤモンドリーグ(DL)第4戦「モハメド6世国際陸上」を目前に控えた14日、エントリーリストが発表され、男子3000m障害に三浦龍司が名を連ねた。

同種目には、東京2020オリンピック陸上競技の金メダリストで、世界選手権2連覇中のソフィアン・エルバカリ(モロッコ)のほか、DL第3戦で自己ベストを更新して優勝(8分7秒25)し、アフリカ競技大会でも優勝している20歳のサミュエル・フィレウ(エチオピア)、世界選手権銅メダルのエーブラハム・キビウォット(ケニア)らが出場を予定している。

三浦はドーハで行われたDL第3戦で、パリ2024参加標準記録を突破し、日本陸上競技連盟の規定によりオリンピック日本代表に内定したばかり。パリに向けて弾みをつけるべく、世界の強者たちとのDL第4戦に挑む。

モロッコでのDLは例年、首都ラバトで行われているが、今年はマラケシュで実施される。男女それぞれ7種目が行われ、女子200mには、世界陸上女子200mで2連覇中で、100mでは東京オリンピックで銅メダルに輝いたシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が登場し、DL今季初戦を迎える。

また、4月に男子円盤投で74m35をマークして世界記録を38年ぶりに更新(※)した、21歳のミコラス・アレクナ(リトアニア)が出場を予定。同種目では、現・世界王者で東京2020オリンピック金メダリストのダニエル・スタール(スウェーデン)、昨シーズンのDLファイナルを制したマシュー・デニー(オーストラリア)らが一堂に会し、注目の戦いとなるだろう。

ダイヤモンドリーグ第4戦では日本から三浦が唯一エントリーしている。

※承認待ち

ダイヤモンドリーグ第4戦 ラバト/マラケシュ大会の日程

以下すべて現地時間。日本時間は8時間進んでいる。

  • 18:00 女子走高跳
  • 18:26 女子砲丸投
  • 18:50 女子棒高跳
  • 19:04 女子400mハードル
  • 19:12 男子三段跳
  • 19:14 男子800m
  • 19:24 女子5000m
  • 19:41 男子円盤投
  • 19:48 男子400m
  • 19:57 男子1500m
  • 20:10 女子200m
  • 20:22 男子100m
  • 20:33 女子800m
  • 20:46 男子3000m障害