卓球女子の石川佳純(全農)は5月1日、Instagramを更新しWTTチャンピオンズ・マカオ(4月17日‐23日)をもって現役を引退する意向を表明した。
2023年に入ってからは「この試合が最後になるかもしれない」との思いを持って大会に臨んでいたとし、「今、自分の中ではやり切った思いが強く、引退を決意した」と綴っている。
オリンピック卓球女子団体で3度のメダル(ロンドン2012銀、リオデジャネイロ2016銅、Tokyo2020銀)を獲得している石川は、1993年2月23日生まれ。14歳から日本代表として国際大会に出場し、オリンピックでの活躍のほか、2017年の世界選手権では混合ダブルス優勝などの実績を残している。
石川は引退に際し、7歳でスタートした23年にわたる現役生活を「長い間、世界のトップレベルで戦ったこと、たくさんの夢を叶えられたことを幸せに思う」と振り返った。