IOCが各競技の東京五輪予選制度を発表|2021年6月29日が予選期間の期限
国際オリンピック委員会(IOC)は7月15日、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で1年延期となった、Tokyo2020(東京五輪)各競技の予選制度を更新し発表した。新たな制度では、2021年6月29日が予選期間の締切日となる。
IOCによると、東京オリンピックの延期が決定されるまでに、全出場選手のうち57%が確定していた。残りの出場選手を選出するため、予選制度が更新され、すべての国際競技連盟(IF)と共有された。今回の予選制度改定には、予選期間の延長や新たな期限などの変更点が含まれている。予選期間の期限を2021年6月29日とし、選手の出場登録締切日を2021年7月5日に変更した。
年齢制限のある競技については、東京オリンピックの新日程を反映して出場資格が修正された。ボクシングは年齢の上限が1年引き上げられ、1980年1月1日から2002年12月31日の間に生まれた選手が出場選手の対象となる。男子サッカーは従来、オーバーエイジ3枠を除き23歳以下の選手で争われていたが、東京オリンピックでは24歳の選手も出場可能となる。
自転車競技(ロード、トラック)、馬術、ホッケー、ソフトボールは予選が終了し、国別の出場枠は既に決定している。出場選手やチームを、今後各国オリンピック委員会(NOC)や競技団体が決定する。