日本サッカー協会(JFA)は3月29日、4月のヨーロッパ遠征に臨む日本女子代表・なでしこジャパンのメンバー25選手を発表した。熊谷紗希、清水梨紗、長谷川唯、岩渕真奈ら海外組が11選手。国内組ではWEリーグで首位の三菱重工浦和レッズレディースから3選手、同2位のINAC神戸レオネッサから4選手が選ばれている。
■日本代表メンバー
7月から8月に開催されるFIFA女子ワールドカップ2023に出場するなでしこジャパンは、この4月のヨーロッパ遠征でポルトガル女子代表(現地7日)、デンマーク女子代表(同11日)とそれぞれ敵地で対戦する。
池田太監督はヨーロッパ遠征に向け、以下のコメントを発表している。
「移動を伴う海外遠征で女子ワールドカップへの準備を進める上で、ポルトガル、デンマークというチームを完成させている2カ国と、この時期に対戦できることは本当に有意義だと思っています。そこにサポートをしていただいているスポンサー、パートナーの皆さまに感謝したいと思っております。
女子ワールドカップに向けた海外遠征は今回が最後なので、いい準備を進めていければと思います。アメリカ遠征はそれぞれ課題と成果があり、1、2戦目はチャンスの回数は増やせましたが、ゴールにつなげられなかったところは、これから大事な要素になると思います。守備面では、押し込んだ展開で相手のスピードのある攻撃に対してどう守っていくかを、今回の遠征でも共有し修正していきたいと思います」