■J1リーグ
2023明治安田生命J1リーグは、昨シーズン同様18チームで争われる。
2020年は新型コロナウイルス感染拡大、2021年は夏に東京2020オリンピック開催、2022年は冬にFIFAワールドカップカタール2022が開催。その影響で、ここ3シーズンは過密日程を強いられたJ1。2023シーズンはビッグイベントの開催もなく、比較的余裕のある日程が組まれている。
▼日程
2月17日から18日に開幕節(第1節)が行われ、オープニングゲームは「明治安田生命Jリーグ フライデーナイトJリーグ」として17日に行われる川崎フロンターレ 対 横浜F・マリノス。6シーズン連続の平日金曜日開幕となり、神奈川県勢同士、昨シーズンの優勝チームと準優勝チームがいきなり激突する。最終節(第34節)は12月3日に実施。
またJリーグは2023年5月15日にリーグ開幕30周年を迎えることを記念し、「Jリーグ30周年記念マッチ」の開催を発表している。5月12日から14日のJ1第13節、J2リーグ第15節、J3リーグ第10節の全ての試合を「Jリーグ30周年記念マッチ」として開催。そのうちFC東京×川崎フロンターレと鹿島アントラーズ×名古屋グランパスは国立競技場で、「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として行われる。
そのほか国立競技場では3試合、計5試合のJ1リーグ開催が決まった。
▼大会方式
2023シーズンのJ1は、18チームによる総当たり2回戦制。
昇降格については、2024シーズンからJ1が20チームに増えるため、昨シーズンからレギュレーションが変更となった。J1年間順位最下位のクラブがJ2に自動降格する。J2年間順位上位2クラブおよび、3位から6位チームによって行われるJ1昇格プレーオフで優勝したクラブがJ1に昇格。つまりJ1からJ2への降格は1チームのみとなる。
▼クラブ編成
- 横浜F・マリノス
- 川崎フロンターレ
- サンフレッチェ広島
- 鹿島アントラーズ
- セレッソ大阪
- FC東京
- 柏レイソル
- 名古屋グランパス
- 浦和レッズ
- 北海道コンサドーレ札幌
- サガン鳥栖
- 湘南ベルマーレ
- ヴィッセル神戸
- アビスパ福岡
- ガンバ大阪
- 京都サンガF.C.
- アルビレックス新潟
- 横浜FC
※順番は2022シーズンの順位
※新潟と横浜FCはそれぞれJ2で1位と2位
■J2リーグ
2023明治安田生命J2リーグは、昨シーズン同様22チームで争われる。
▼日程
J2はJ1と同週に開幕を迎え、2月18日から19日に第1節が開催される。J1昇格プレーオフがあるため、最終節(第42節)はJ1より一足早く実施。11月12日に行われる。
▼大会方式
2023シーズンのJ2は、22チームによる総当たり2回戦制。
J2年間順位上位2クラブは、J1に自動昇格となる。J2の3位から6位はJ1昇格プレーオフに参加し、優勝チームがJ1昇格。2024シーズンからJ1が20チームに増えることから、J2から3チームが昇格する。
またJ2下位2チームは、J3へ降格。なお昇降格の条件は、クラブライセンス交付状況によって変更となる。
▼クラブ編成
- 清水エスパルス
- ジュビロ磐田
- ファジアーノ岡山
- ロアッソ熊本
- 大分トリニータ
- モンテディオ山形
- ベガルタ仙台
- 徳島ヴォルティス
- 東京ヴェルディ
- ジェフユナイテッド千葉
- V・ファーレン長崎
- ブラウブリッツ秋田
- 水戸ホーリーホック
- ツエーゲン金沢
- FC町田ゼルビア
- レノファ山口FC
- 栃木SC
- ヴァンフォーレ甲府
- 大宮アルディージャ
- ザスパクサツ群馬
- いわきFC
- 藤枝MYFC
※順番は2022シーズンの順位
※清水と磐田はそれぞれJ1で17位と18位
※いわきと藤枝はそれぞれJ3で1位と2位
■J3リーグ
2023明治安田生命J3リーグは、20チームで争われる。
▼日程
J3はJ1、J2より2週遅く開幕。3月4日から5日に第1節が行われ、最終節(第38節)は12月2日に開催される。
▼大会方式
2023シーズンのJ3は、20チームによる総当たり2回戦制。
J3年間順位上位2チームは、J2に自動昇格となる。なお昇格対象チームがJ2クラブライセンスを受けていない場合は昇格できず、3位以下が代替で昇格することはない。
また日本フットボールリーグ(JFL)との昇降格の可能性もある。理事会においてJリーグ入会承認を得たJFLクラブが1クラブで当該クラブがJFL年間1位の場合、J3最下位と自動入れ替え。当該クラブが年間2位の場合は、J3最下位と入れ替え戦を実施する。
Jリーグ入会承認を得たJFLクラブが2クラブの場合、J3最下位とJFLの1位が自動入れ替え。J3の19位と、JFLの2位が入れ替え戦を行う。
▼クラブ編成
- FC琉球
- いわてグルージャ盛岡
- 鹿児島ユナイテッドFC
- 松本山雅FC
- FC今治
- カターレ富山
- 愛媛FC
- AC長野パルセイロ
- テゲバジャーロ宮崎
- ヴァンラーレ八戸
- 福島ユナイテッドFC
- ガイナーレ鳥取
- ギラヴァンツ北九州
- FC岐阜
- アスルクラロ沼津
- Y.S.C.C.横浜
- カマタマーレ讃岐
- SC相模原
- FC大阪
- 奈良クラブ
※順番は2022シーズンの順位
※琉球と盛岡はそれぞれJ2で21位と22位
※FC大阪と奈良はそれぞれJFLで1位と2位