アジア代表アル・ヒラルが南米代表フラメンゴを破り決勝進出｜FIFAクラブW杯準決勝

現地時間2月1日に開幕したFIFA（国際サッカー連盟）クラブワールドカップモロッコ2022は、7日に準決勝1試合を実施。2回戦でアフリカ代表のウィダード・アスレティック・クラブ（モロッコ）を破ったアジア代表アル・ヒラル（サウジアラビア）と、準決勝から出場の南米代表のフラメンゴ（ブラジル）が対戦した。

コパ・リベルタドーレス2022決勝でアトレチコ・パラナエンセとのブラジル勢対決を制し、南米王者に輝いたフラメンゴが準決勝から登場。一方、AFC（アジアサッカー連盟）チャンピオンズリーグ決勝はクラブW杯後に決勝が行われるため、2021シーズン優勝のアル・ヒラルがアジア代表として出場している。

両チームの一戦は、アル・ヒラルが立ち上がりに試合を動かす。3分にルシアーノ・ビエットが獲得したPKをサレム・アル・ドサリが成功し先制に成功。いきなりビハインドを背負ったが南米王者だが、20分にFIFAワールドカップカタール2022ブラジル代表のペドロがゴールを奪い、同点とする。

しかしフラメンゴは前半アディショナルタイム、ペナルティエリア内でファウルを犯したジェルソンが退場となる。このPKをアル・ドサリが沈め、アル・ヒラルが勝ち越し。フラメンゴは1点ビハインドと数的不利で、後半に臨む。

後半に入るとフラメンゴは数的不利の状況下でも同点を目指すが、70分にアル・ヒラルがルシアーノ・ビエットのゴールで2点差とする。後半アディショナルタイムにフラメンゴは1点返すものの、反撃及ばず。アジア代表のアル・ヒラルが、南米代表のフラメンゴを3-2で破り、決勝にコマを進めた。

8日の準決勝もう1試合では、ヨーロッパ代表のレアル・マドリー（スペイン）が登場。アル・アハリ（エジプト）と対戦する。開催国のウィダード・アスレティック・クラブがCAFチャンピオンズリーグ2021-22を制したため、準優勝のアル・アハリが開催国枠の代替出場となる。