新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」の再開日はいつになるのか? 場合によっては試合が再開されないシナリオも考えられる。Bリーグが置かれた現在の状況をまとめた。
Bリーグは今シーズン打ち切り...
Bリーグは3月27日に臨時の理事会を実施。新型コロナウイルスの感染拡大により今シーズンの残り全試合の中止を決定した。シーズン再開の方法を最後まで模索し続けたが、選手、クラブ、ファンの健康を最優先に考え、今シーズンの全試合中止を決断した。
今シーズンはチャンピオンシップを開催しないため今シーズンの優勝クラブはなく、リーグ戦各地区の順位のみが確定する。また降格の実施はしない。昇格の対象は2クラブとなり、2020-21シーズンはB1所属20クラブ、B2所属16クラブで開催されることが決まった。
再開できなかった場合のシナリオ
優勝チームは?
今シーズンはシーズン途中での打ち切りとなり、チャンピオンシップを開催しない。今シーズンの優勝クラブはなく、リーグ戦各地区の順位のみが確定する。また降格の実施はしない。昇格の対象は2クラブとなり、2020-21シーズンはB1所属20クラブ、B2所属16クラブで開催されることが決まった。も地区の優勝チームは、東地区・アルバルク東京、中地区・川崎ブレイブサンダース、西地区・琉球ゴールデンキングスとなった。
また降格の実施はしない。昇格の対象は2クラブとなり、2020-21シーズンはB1所属20クラブ、B2所属16クラブで開催されることが決まった。
昇降格について
また、リーグ戦を再開できなかった場合は、現在の下位4クラブが「B1残留プレーオフ」に臨むシナリオも考えられる。9位・新潟アルビレックスBB、10位・横浜ビー・コルセアーズ、11位・島根スサノオマジック、12位・三遠ネオフェニックスが「プレーオフ」を戦うことになるのかもしれない。
「B2プレーオフ」進出チームはどのように決めるのか。参考までに現在の上位チームは、東地区首位・仙台89ERS(確定)、2位・群馬クレインサンダーズ(確定)、中地区首位・信州ブレイブウォリアーズ(確定)、2位・西宮ストークス、西地区首位・広島ドラゴンフライズ(確定)、2位・香川ファイブアローズ、そしてワイルドカードは1位・茨城ロボッツ、2位・Fイーグルス名古屋という状況だ。
女子Wリーグはプレーオフの中止を発表
バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)は3月23日の臨時理事会で、3月28日から4月5日にかけて開催予定だったWリーグプレーオフ全試合の中止を決定した。3月13日にプレーオフの日程を短縮して無観客で開催することを決め、感染拡大防止の準備を進めていたが、感染状況に終息の兆しが見えていないため、苦渋の決断を下した。その結果、今シーズンの優勝チームはなし、最終順位は決めないことになった。