BガールAmi 湯浅亜実が魅せたブレイキンの世界、動画で振り返ろう/パリ2024ブレイキン
パリ2024オリンピックで初めてオリンピック競技として採用されたダンススポーツ「ブレイキン」。大会14日目となった8月9日に、ヒップホップ界のスター、スヌープ・ドッグが開会を宣言して始まったブレイキン競技では、Bガール(女子種目)が同日に、Bボーイ(男子種目)が翌10日に行われた。
会場となったのは、パリ中心部のコンコルド広場。スケートボード、3x3バスケットボール、BMXフリースタイルそしてブレイキンの特設ステージが作られ、中心に据えられたオリンピックリングを囲み多くの人で賑わいを見せた。
オリンピックデビューのブレイキンは、会場に足を運んだ人々の熱気を吸収し、さらなるエネルギーでオリンピックを華やかに彩った。その立役者のひとりとなったのがBガールAmiこと湯浅亜実である。
数々のステージで頂点に立ってきたAmiは、大会前、「ブレイキンが初めてオリンピックのステージにいけるという点で、Bガールのひとりとして、スポーツの世界で、自分自身を表現するだけでなく、ブレイキンというものをレペゼン(代表して表現)したいです」とOlympics.comに語り、大会では会場を盛り上げるパフォーマンスで他のブレイカーらとステージを作り上げ、1対1のダンスバトルを勝ち上がって金メダルを獲得した。
オリンピックでの金メダルにより、注目度は増し、人生が大きく変わることも予想される。しかしAmiは言う。「自分はあんまり変わりたくないなと思っていて。もちろんブレイキンの注目度が高まることは嬉しいんですけど、ブレイキンは勝った人だけがすごいわけじゃないから。他に出ている人たち全員が自分のスタイルを貫いて、今日はAmiが勝っただけで、もし同じバトルが明日あったらAmiじゃなかったかもしれない。というものなので、これを機に金メダル取ったAmiだけが知られるんじゃなくて、ブレイキンの本当の良さを知ってもらえたら嬉しいなって思いますね」と語った。
リアルタイムで見た人も、見逃した人も、ブレイキン女子のダンスバトルを動画で見よう!
【ハイライト動画】パリ2024ブレイキンBガール、Ami金メダル