2032年夏季オリンピック・パラリンピックは豪州ブリスベンで開催
東京2020組織委員会・橋本聖子会長「オリンピック・ムーブメントは着実に歩みを進め、ブリスベン大会の決定を迎えたと感じている」
7月21日、東京で開催中の国際オリンピック委員会(IOC)総会において、2032年の夏季オリンピック・パラリンピック大会の開催都市がオーストラリア・ブリスベンに決定した。
2032年大会の開催地決定を受け、東京オリンピック・パラリンピック競技⼤会組織委員会(東京2020組織委員会)会⻑の橋本聖子氏は以下のコメントを発表した。
橋本聖子東京2020組織委員会会長コメント
東京で開催されているIOC総会において、2032年ブリスベン大会の開催が正式に決まりました。ブリスベン及びオーストラリアの皆さまに、心よりお祝いを申し上げます。
この1年間、世界のスポーツ界は、新型コロナウィルスという困難に直面しましたが、トーマス・バッハIOC会⻑の力強いリーダーシップと信念のもと、オリンピック・ムーブメントは着実に歩みを進め、このたびのブリスベン大会の決定を迎えたものと感じています。
史上初の大会延期となった東京2020大会は、様々な課題に挑戦する大会となりますが、東京からパリ、パリからロサンゼルス、そしてブリスベンへと、東京2020大会がもたらすレガシーとともに、オリンピック・ムーブメントが各都市に引き継がれ、発展していくものと確信しております。
東京2020組織委員会は、コロナ対策、ジェンダー平等の推進、東京モデルの構築と継承という3つの重点施策を掲げ、大会開催に向けて準備に努めてまいりました。オリンピックの本質的な価値に迫り、必ずや大会を成功させ、スポーツの力で、よりよい世界への変革に貢献したいと思います。