2021年12月28日に開幕した第100回全国高等学校サッカー選手権大会は、1月2日に3回戦を実施。10日に国立競技場で行われる決勝を目指し、各校がしのぎを削る。ここでは同大会の日程と放送予定を紹介する。(写真は第99回大会優勝の山梨学院)
大会サイト(JFA公式HP)
■日程
開会式・開幕戦:12月28日
1回戦:12月29日
2回戦:12月31日
3回戦:1月2日
準々決勝:1月4日
準決勝:1月8日
決勝:1月10日
■放送予定
地上波:日本テレビ(準決勝・決勝含む一部試合)
ネット:TVer、Sports Bull
■出場校一覧
北海道:北海高等学校(2大会ぶり11回目)
青森:青森山田高等学校(25大会連続27回目)
岩手:専修大学北上高等学校(2大会ぶり2回目)
秋田:秋田市立秋田商業高等学校(2大会ぶり46回目)
山形:羽黒高等学校(3大会ぶり8回目)
宮城:仙台育英学園高等学校(5大会連続36回目)
福島:尚志高等学校(2大会ぶり12回目)
茨城:鹿島学園高等学校(2大会連続10回目)
群馬:前橋育英高等学校(2大会ぶり24回目)
栃木:矢板中央高等学校(5大会連続12回目)
埼玉:西武台高等学校(11大会ぶり4回目)
千葉:流通経済大学付属柏高等学校(3大会ぶり7回目)
東京A:堀越高等学校(2大会連続4回目)
東京B:関東第一高等学校(2大会連続4回目)
神奈川:桐光学園高等学校(3大会ぶり12回目)
山梨:山梨学院高等学校(2大会連続8回目)
新潟:帝京長岡高等学校(4大会連続9回目)
富山:富山第一高等学校(7大会連続32回目)
長野:長野市立長野高等学校(初出場)
石川:星稜高等学校(2大会連続30回目)
福井:丸岡高等学校(4大会連続32回目)
静岡:静岡学園高等学校(2大会ぶり13回目)
愛知:中部大学第一高等学校(初出場)
岐阜:帝京大学可児高等学校(3大会連続8回目)
三重:三重高等学校(4大会ぶり2回目)
滋賀:草津東高等学校(2大会ぶり12回目)
京都:東山高等学校(3大会ぶり4回目)
奈良:奈良育英高等学校(10大会ぶり14回目)
和歌山:近畿大学附属和歌山高等学校(12大会ぶり8回目)
大阪:阪南大学高等学校(6大会ぶり2回目)
兵庫:滝川第二高等学校(4大会ぶり21回目)
鳥取:米子北高等学校(12大会連続17回目)
島根:大社高等学校(2大会連続11回目)
広島:広島県瀬戸内高等学校(3大会ぶり2回目)
山口:高川学園高等学校(3大会連続27回目)
岡山:岡山学芸館高等学校(2大会ぶり4回目)
香川:高松商業高等学校(4大会ぶり24回目)
愛媛:今治東中等教育学校(2大会ぶり2回目)
徳島:徳島商業高等学校(11大会ぶり40回目)
高知:高知高等学校(2大会ぶり17回目)
福岡:東福岡高等学校(2大会連続22回目)
佐賀:佐賀東高等学校(2大会連続12回目)
大分:中津東高等学校(7大会ぶり5回目)
宮崎:宮崎日本大学高等学校(2大会連続2回目)
熊本:大津高等学校(3大会ぶり18回目)
長崎:長崎総合科学大学附属高等学校(2大会ぶり8回目)
鹿児島:神村学園高等部(5大会連続9回目)
沖縄:西原高等学校(31大会ぶり4回目)
■見どころ
第100回大会を迎える全国高校サッカー選手権は、8大会ぶりに国立競技場で決勝を開催する。2021年10月のAFC U23アジアカップウズベキスタン2022予選に臨んだ、U-22日本代表に選出された選手も今大会に出場。パリ五輪、また未来の日本代表を占う上でも目が離せない。
まず注目はU-22日本代表でJ1・FC東京加入内定のMF松木玖生(3年)を擁する青森山田。前回大会は山梨学院にPK戦の末敗れ、2大会連続準優勝の苦杯をなめた。今大会の2回戦ではエース・松木らの得点で大社を6-0で下し、3回戦に進出。第97回大会以来の全国制覇を目指す。その青森山田と3回戦で対戦する阪南大高は、2回戦で奈良育英に8-0の大勝。J1・湘南ベルマーレ加入内定のFW鈴木章斗(3年)が5得点の圧巻のパフォーマンスを見せた。両校の対決は3回戦屈指の好カードと言えそうだ。
その他、第98回大会優勝の静岡学園はMF古川陽介(3年/ジュビロ磐田内定)、MF川谷凪(3年/清水エスパルス内定)ら4選手がJリーグ加入内定。厚い選手層で2大会ぶりの優勝を狙う。初優勝がかかる帝京長岡は、DF松村晟怜(3年)が湘南に加入内定している。尚志は関東第一に敗れ大会から姿を消したが、同校3年のDFチェイス・アンリは世代ナンバーワンのディフェンダーと名高い。U-22日本代表にも選出されており、今後の飛躍が期待される。