競泳日本選手権4日目、瀬戸が200メートルバタフライ制覇&世界選手権行き確定

注目の高校生スイマー・酒井夏海は記録が伸びず代表枠を得られず

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予選でも好調だった瀬戸大也が200メートルバタフライを制覇!3年ぶり4度目となった

東京辰巳国際水泳場で開催されている競泳の日本選手権は4月5日、女子50メートル背泳ぎ、男子200メートルバタフライ、男子800メートル自由形の各決勝が行われた。男子200メートルバタフライでは、瀬戸大也(ANA)が、3年ぶり4度目の制覇を決め、世界選手権代表枠を獲得した。

日本記録の1分52秒97には及ばなかったものの、瀬戸は2位の寺田拓未(日本体育大学)を1秒半近く引き離す1分54秒44を出した。本年度の世界選手権派遣標準記録を突破し、代表枠を手にしている。

また、女子50メートル背泳ぎでは、注目の高校生スイマー・酒井夏海が28秒18で優勝。男子800メートル自由形では、平井彬嗣が7分55秒85で金メダルを獲得したが、いずれも世界選手権派遣標準記録を下回った。

大会5日目となる4月6日の決勝レースは、瀬戸が出場する男子200メートル個人メドレー、今大会で世界選手権代表1号となった大橋悠依が出場する女子200メートルバタフライ、女子100メートル自由形、男子100メートル自由形が予定されている。