8月26日、中坂勇哉が京都サンガFCに育成型期限付き移籍することがヴィッセル神戸公式HP上で発表された。
中坂は東京五輪世代の22歳。ジュニア時代からヴィッセル神戸に所属し、2016年からはCFペララーダに期限付き移籍をしていた。なお、中坂は今回の契約条件により、ヴィッセル神戸と対戦する全ての公式戦に出場できない。
今季はMFとしてJリーグに1試合、リーグカップに2試合と天皇杯に1試合出場したものの、定位置をつかめていなかった。
中坂は「今の自分自身の状況を考えて(移籍を)決断しました。どんな時も応援してくださったヴィッセル神戸のサポーター、ファンの皆さまには感謝しています。京都の昇格に向け全力を尽くし、成長した姿を皆さまに披露できるように頑張ります」と抱負を語った。
育成型期限付き移籍は18歳から23歳の選手が所属クラブより下位カテゴリのチームに移籍する場合に限り、移籍期間外での移籍を容認する制度。Jリーグの移籍期間は8月16日に閉まっているが、それに該当せずに移籍できるようになった格好だ。