東京五輪の日本選手団長に福井烈氏が就任...総監督は尾縣貢氏
日本オリンピック委員会(JOC)は26日、東京2020オリンピック(以下、東京五輪)に向け、JOC専務理事の福井烈氏が日本代表選手団の団長に、JOC選手強化本部長の尾縣貢氏が総監督にそれぞれ就任することを発表した。
日本テニス協会の専務理事を務める福井氏は、2016年のリオ五輪、2012年のロンドン五輪で本部役員に名を連ね、昨年のアジア競技大会では総監督を務めた。
福井氏は団長就任にあたり、「責任感を感じます。覚悟をもって臨みたい」と意気込みを語った。
総監督に就任した尾縣氏は、日本陸上競技連盟の専務理事を務めており、リオ五輪には本部役員として参加した。
東京五輪での目標とするメダルの数について問われた尾縣氏は、「以前から目標として掲げている(金メダル)30個は、そのまま守りたいと思っている」と、東京五輪で目標とする金メダルの数は、過去最多となったアテネ五輪の16個を大きく上回る30個であることを改めて強調。
「過去2年間の世界選手権などでの金メダルは17個、銀メダルは27個。この銀メダルには、もう少しで金に届くものがある。その銀をいかに金に変えていくかというのが大きなテーマ。これが達成できると、金メダル30個というのは遠くない目標だと思っている」と東京五輪での金メダル30個獲得に向けての自信を見せた。