東京オリンピック・パラリンピック選手村ビレッジプラザを公開…木材活用リレーの一環
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は1月29日、選手村ビレッジプラザ(東京都中央区)の木材提供自治体の首長を招いた式典を開催。式典に先立ち、メディア向けの内覧会を実施した。ビレッジプラザは選手村(整備中)の一部で、大会期間中の選手の生活を支える施設となる。
■日本の木材活用リレー~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~
大会組織員会はオールジャパンで大会を盛り上げるとともに、環境に配慮した持続可能な大会を実現するため、国産木材を使用して選手村ビレッジプラザを建築。さらに、大会で使われた木材をレガシーとして各地で活用する「日本の木材活用リレー ~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」を計画。2017年9月から木材募集を行い、2019年3月に着工した。(2020年4月末完成予定)
公開されたビレッジプラザは、全国63自治体から借り受けた木材、合計・約1300立方メートルを使用して建設。大会後に解体された木材は、各自治体の公共施設などでレガシーとして活用される予定だ。
■選手村ビレッジプラザとは
大会期間中の選手の生活を支えるため、雑貨店等の店舗、カフェ、メディアセンターなどが配置され、認証を受けたオリンピック・パラリンピックファミリーや、メディア関係者、居住者の関係者が訪れる施設。選手団の入村式の舞台としてメディアを通して多くの人の目に触れる、選手村の代表的な施設でもある。