東京オリンピック聖火は2020年3月20日に日本到着...特別輸送機"TOKYO2020号"のデザインもお披露目

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
お披露目となった聖火特別輸送機「TOKYO2020号」/©Tokyo 2020

10月25日、東京2020組織委員会は、東京2020オリンピック聖火リレー聖火到着式の概要と聖火特別輸送機「TOKYO2020号」のデザインを発表した。

東京2020オリンピック聖火は、2020年3月12日にギリシャの古代オリンピア市で採火される。ギリシャ国内で聖火リレーを行い、19日にギリシャ・アテネにあるパナシナイコスタジアムにおいて引継式を実施したのち、聖火特別輸送機「TOKYO2020号」で20日に宮城県の航空自衛隊松島基地へと到着する。

聖火が到着する3月20日には、聖火リレーに向けた聖火到着式が行われる。この式典では、東京2020組織委員会代表者であり元オリンピアンの野村忠弘氏と吉田沙保里氏が、聖火の収められたランタンを手に持って輸送機から降り立つ。聖火は石巻市、東松島市、女川町の子どもたちに迎えられてステージに運ばれ、聖火皿への点火をもって聖火が日本に灯されることになる。

宮城、岩手、福島の3県で「復興の火」の展示が行われたのち、3月26日に福島県楢葉町・広野町の「ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」から聖火リレーがスタートする。

「復興の火」展示日程と場所

3/20(金)宮城県石巻市:石巻南浜津波復興記念公園
3/21(土)宮城県仙台市:仙台駅東口エリア
3/22(日)岩手県:三陸鉄道・SL銀河(宮古駅~釜石駅~花巻駅)
3/23(月)岩手県大船渡市:キャッセン大船渡エリア
3/24(火)福島県福島市:福島駅東口駅前広場
3/25(水)福島県いわき市:アクアマリンパーク

聖火をギリシャから日本へと輸送する大切な役割を担う聖火特別輸送機「TOKYO2020号」は、リレーコンセプトである「Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう。」を反映したデザインとなっている。

機体の前方に描かれているのは、オリンピック聖火ランナーのピクトグラム。そこから始まる聖火の炎が、黄土色の大地に乗り、垂直尾翼に配置された聖火リレーエンブレムへとつながっている。

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