26日より開幕するテニスのグランドスラム大会、全米オープンに向けて調整を進めていたフアン・マルティン・デル・ポトロが、同大会を欠場することがわかった。
1988年生まれ、現在30歳のデルポトロは2009年の全米OP覇者であり、ロンドン・オリンピックでは銅メダル、リオ・オリンピックでは銀メダルを獲得。昨年2018年の全米OPでは、9年ぶりにグランドスラム決勝進出を果たしたものの、ノバク・ジョコビッチに敗れて、2度目のグランドスラム制覇を逃していた。
その後デル・ポトロは長期離脱を経て、今年2月から戦列復帰を果たしていたが、6月のクイーンズ・クラブ選手権では試合中に足を滑らせて右膝蓋骨を骨折し、手術を受けていた。以来、回復に専念していたものの、全米OPには間に合わず、欠場する運びとなった。