【卓球】東京五輪の予選システム変更、世界選手権の再延期などを協議…新型コロナ影響で

開催国枠で出場の日本は、すでに東京五輪代表メンバーを決定

1 執筆者 渡辺文重
3月29日に今後の方針が示される見込み

国際卓球連盟(ITTF)は3月16日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する緊急会議を実施。ITTF主催の国際大会が4月末まで中断されることの確認、そして大会中断によりTokyo 2020(東京五輪)予選が予定通り行われていないことの対策などが話し合われた。

ITTFは公式サイトを通じ、緊急会議で決定したことを発表。3月29日の執行委員会で、国際大会の中断を延長するかどうかを検討するとした。また6月21日から28日に延期された世界選手権・釜山大会(韓国/団体戦)についても、再延期の可能性を示唆。大会組織員会のリュ・スンミン会長とともに、予備日程の計画を立てるとした。

そして4月に東京五輪予選を含む国際大会が開催されないことを踏まえ、予選の仕組み変更を検討。当初は、4月30日までに行われる大陸別の予選、5月に行われる最終予選、ITTF世界ランキングによって決定するとしていたが、別の大会を選考対象にする、ランキングを重視するなどの議論がされているようだ。

日本は開催国枠により、全種目に出場することが決定。日本代表の選考も、すでに終了している。

もっと見る