バレーボール石川祐希のポジションやプレースタイルは?

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部

男子バレーボール日本代表の石川祐希は東京五輪での活躍が期待されているアスリートの一人だ。石川は現在、イタリア・セリエAのミラノに在籍している。ここでは石川のポジションやプレースタイルを紹介する。

■ポジションは「アウトサイドヒッター」

日本バレーボール協会は公式サイトで、石川のポジションを「アウトサイドヒッター」と紹介。また、石川のマネジメントを行う株式会社グッドオンユーは公式サイトで「ウィングスパイカー」と記載している。

石川が所属するセリエA・ミラノは公式サイトで、石川のポジションを「スキャッチャトーレ」と紹介している。

イタリア語で「スキャッチャータ」は「(バレーボールの)スパイク」、「〜トーレ」は「〜する人」という意味。つまり「スキャッチャトーレ」は「スパイカー」という意味になる。

■石川祐希のプレースタイル…最高到達点は3メートル51センチ

石川は最高到達点3メートル51センチのジャンプ力を誇り、速度120kmを超える強烈なスパイクを放つ。2019年FIVBワールドカップでは、159得点を挙げて得点ランキングの5位に入り、セカンドベストアウトサイドスパイカーに選ばれた。

同大会の得点ランキングトップはイタリアのガブレエーレ・ネッリ(185得点)、2位はチュニジアのハムザ・ナガ(175得点)、3位は日本の西田有志(174得点)、4位はブラジルのアラン・ソウザ(165得点)だった。

■ワールドカップでのスパイク成功率は52.09%、

石川は同大会で、スパイク成功率52.09%、ブロック決定数13回、サービスエース9回、ディグ(スパイクレシーブ)39回を記録。いずれもチーム2位の数字を残す活躍で、日本を28年ぶりの4位に導いた。

2021年の東京五輪を視野に入れ、日本のエースが新天地ミラノで新たなスタートを切る。

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