2月24日、FIBA(国際バスケットボール連盟)アジアカップ2021の予選が台北(台湾)で行われた。グループBの日本代表"AKATSUKI FIVE"はチャイニーズ・タイペイ(台湾)と対戦し、96-57で快勝。2020年初戦を勝利で飾った。
21日に開催予定だった中国戦が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により延期となり、この日の試合が2020年初戦となった日本代表。先発には怪我から代表復帰の富樫勇樹のほか、比江島慎、田中大貴、竹内譲次、ライアン・ロシターの5人が名を連ねた。
試合は序盤から日本がリードして進むと、38-29とリードして前半を折り返す。後半はチームの連携がさらに向上すると、58-28と圧倒し、最終スコア96-57で勝利した。2019年12月に日本国籍を取得した新戦力、ライアン・ロシターが金丸晃輔と並び、両チーム最多の17得点をマークする活躍を見せた。
なお、試合は新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客で行われた。
FIBAアジアカップ2021予選
アジアカップ2021予選は、FIBAワールドカップ2019中国の予選と同様、ホーム&アウェイ形式が採用される。AKATSUKI FIVE(男子バスケットボール日本代表)の初戦は、中国代表を迎えてのホームゲームとなる。4チーム、6グループで行われるグループリーグの日程(日本)は以下の通り。
Window 1
- 2020年2月21日(金)vs中国代表【HOME】19:00試合開始
- 2020年2月24日(月・祝)vsチャイニーズ・タイペイ(台湾)代表【AWAY】日本時間20:00試合開始予定
Window 2
- 2020年11月26日(木)vsマレーシア代表【AWAY】
- 2020年11月29日(日)vs中国代表【AWAY】
Window 3
- 2021年2月19日(金)vsチャイニーズ・タイペイ代表【HOME】
- 2021年2月22日(月)vsマレーシア代表【HOME】
ホーム&アウェイ形式2回戦総当たりの結果、各グループの上位2チームがアジアカップ2021本大会に進出。各グループ3位は2次予選を実施。上位4チームが本大会進出となる。なお、本大会の開催地は未定。
本大会に出場する16チームが、FIBAワールドカップ2023アジア地区1次予選に参加。2023年W杯は、フィリピンをメイン会場に日本・インドネシアとの共催が予定されている。さらに、2023年W杯とFIBAパリ2024オリンピック予選大会の結果により、パリ五輪に出場する12カ国(開催国枠を含む)が決定される。