2月12日、日本バスケットボール協会(JBA)は、2021年2月17日からカタール・ドーハで開催予定だった「FIBAアジアカップ2021 予選」の中止を発表した。新型コロナウイルス(Covid-19)感染拡大の影響を受け、開催国カタール政府から中止の指示があった。
主催者の国際バスケットボール連盟(FIBA)は、カタール政府の要請を受け入れ、中止の発表を行ったとしている。これを受けて、本大会に出場予定だった「AKATSUKI FIVE(アカツキファイブ)」男子日本代表チームの選手たちは、所属クラブに復帰。今週末のB.LEAGUEの試合に出場可能になる。今後の日程は、FIBAによって後日発表される。
JBAは、同大会を「『FIBA アジアカップ2021』 (日程等、詳細未定) への出場権をかけた予選であると同時に、事実上2024年に開催される 『パリ五輪』 にも繋がる重要な大会」と説明している。大会に向けて準備を進めていたフリオ・ラマスヘッドコーチは、「直前の連絡だったので驚くと同時に、非常に残念に思っています」とコメント。最後は、「今後も様々な状況に直面するかとは思いますが、耐え抜くという強い気持ちと折れない心を持って、結果を求め、高い意識で準備を進めていかなければならないと考えています」と締めくくった。