男子プロテニス選手のロジャー・フェデラー(スイス/ATPシングルス世界ランキング9位)は8月15日、Instagramに動画を投稿。膝の再手術と8月30日に開幕するグランドスラム・全米オープンの欠場を発表した。フェデラーは数ヵ月にわたり、ATPツアーを欠場する。
2020年2月と5月に右膝の関節鏡手術を受けたフェデラーは、2021年にツアー復帰を果たした。復帰後は5大会に出場し、直近ではグランドスラム・ウィンブルドン(6/28-7/11)に出場。同大会ではシングルス準々決勝に進んだ。しかし、「ウィンブルドンなどに出場したことで、さらに(膝を)痛めてしまった」と語るフェデラー。医師と膝の状態を確認した結果、中長期的に状態を良くするために手術が必要だと診断され、再手術を決断した。
8月8日に40歳の誕生日を迎えたフェデラーは、今回の手術により数ヵ月の間大会を欠場する。「今の年齢で手術受けることがどれだけ難しいかはわかっている」としながら、「僕は健康でいたいし、現役でいられる間に目標を持ってリハビリをしていく」と復帰に向け前向きな姿勢を見せている。