日本サッカー協会(JFA)は6月18日、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で開幕が延期となった、"天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会"の大会方式を発表した。同大会は9月16日に開幕し、2021年1月1日に決勝を開催。準決勝から、明治安田生命J1リーグの上位2チームが出場する。
6月18日、JFAは第7回理事会を開催し、第100回天皇杯の大会方式を決定した。同大会は、計52チームによる8回戦のノックアウト方式となる。9月16日に都道府県32チームによる1回戦が行われ、9月23日の2回戦からアマチュアシードの"Honda FC"と、残りの都道府県代表15チームが出場。3回戦は10月28日、4回戦は12月12日と13日、5回戦は12月20日に行われる。12月23日の準々決勝から、J2とJ3の成績上位各1チームずつが出場し、準決勝(12月27日)からJ1の成績上位2チームが参加。決勝は2021年1月1日に行われる。なお、Jリーグ勢の出場チーム決定方法は現在検討中となっている。
Jリーグクラブ(AFCクラブライセンス取得クラブ)が今大会で優勝した場合、当該チームは来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ出場権を獲得する。また、大会方式の変更および、出場チームが通常の88チームから52チームに減少となっていることにより、今大会に限り上位入賞チームの強化費を変更することが決まった。チーム強化費については下記を参照。
大会方式
52チームによる8回戦ノックアウト方式
- J1リーグ2チーム(2020明治安田生命J1リーグ成績上位2チーム/決定方法は検討中)
- J2・J3リーグ各1チーム(2020明治安田生命J2・J3リーグ成績上位各1チーム/決定方法は検討中)
- アマチュアシード1チーム(Honda FC/JFL)
- 都道府県代表47チーム(所属する第1種加盟チームで、Jクラブを含まない)
チーム強化費
- 優勝:1億円
- 準優勝: 3000万円
- 3位:1000万円
大会日程
- 【1回戦】9月16日(水)
- 【2回戦】9月23日(水)
- 【3回戦】10月28日(水)
- 【4回戦】12月12日(土)、13日(日)
- 【5回戦】12月20日(日)
- 【準々決勝】12月23日(水) ※J2・J3リーグ各1チーム出場
- 【準決勝】12月27日(日) ※J1リーグ2チーム出場
- 【決勝】2021年1月1日(金・祝)